平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い209  死んだ子の歳を数える、親の悲しさ!学徒動員       2015.12.18.

2015-12-18 08:17:01 | 日記
    平和への希い209  戦後70年 
    死んだ子の歳を数える、親の悲しさ!学徒動員       2015.12.18.

今日12月18日は、10月に心不全で急逝した長男の46歳の誕生日です。

三島由紀夫の「若人よ蘇れ」の中で、太平洋末期に学徒動員に狩り出される
学生がしみじみと漏らした言葉。
『若いやつの死だけが、豪勢で、贅沢なのさ。だって、残りの一生をいちどきに
使っちゃうんだものな』

そして、45歳の三島由紀夫は1970年(昭和45年)東京市ヶ谷の自衛隊本部
で割腹自殺。

太平洋戦争で、直接戦場で戦死したり、行方不明の、少壮の方々は200万人、
空襲や原爆で犠牲になった非戦闘員を含めると300万人の命が消えた。

まだ将来があるわが子を、親よりも先に逝かせてしまった親御さんの心中、察し
てあまりあります。「生きていれば今年は何歳」と偲んで流した涙の重さを。


病気とか事故とか不可抗力の大災害とかでなく、最悪最大の人災である戦争や
テロ。親に先立つ可能性が大きい戦争やテロ。
あらためて、つくづく、集団的自衛権を含む安保関連法は国民を戦争とテロの
惨禍に巻き込むみ『親に先立つ親不孝』を現実のものにする稀代の悪法
だと
思います。

死んだ子の歳を数えながら、集団的自衛権を含む安保関連法を無効にする
ために、
来年の参議院選挙で、お好きな野党へ投票して、自民・公明を激減させる
必要があると、思いを新たにしました。