平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い563  国連や世界141カ国にある「平和の鐘」、今こそ  

2016-10-01 07:48:15 | 日記
   平和への希い563  戦後71年  
国連や世界141カ国にある「平和の鐘」、今こそ  2016.10.1.
9月30日のNHK「ラジオ深夜便」で、国連に「日本の平和の鐘」があることを知りました。
重さ116kg、高さ1m、直径60cmの鐘で、ヒノキ製の鐘楼と共に国連本部ビルに置かれている。
「ラジオ深夜便」で、私財を投じて平和の鐘を作った、「中川千代治さん」の御嬢さんがお話し
されていました。
中国やビルマで悲惨な戦争体験をした中川千代治さんは、「絶対戦争を繰り返してはいけない」
と、国際連合協会に参加した国の代表から送られた「汗の浸みこんだコイン」や「軍刀」「砲弾」
を溶かして鋳造したものだそうです。
鐘には、「世界絶対平和万歳」と鋳込まれている。御嬢さんとしては、「万歳」は軍国主義
時代を連想するようで嫌だと思われたとのことでしたが、「万歳」は「よろずの年」即ち「永久に」
と言う意味と教えられ、納得されたとのこと。

その後、141か国に置かれるようになったようです。
インターネット検索してみたら、
春分の日、アースデイの式典、9月の国連総会の開催時、9月21日に行われる国際平和デーの式典
で、毎年この鐘が打ち鳴らされる。

1994年の式典で、ブトロス・ブトロス=ガーリ国連事務総長はスピーチしました。
「日本の平和の鐘は鳴るたびに、明確なメッセージを送ってきました。
平和は尊いというメッセージをすべての人々に送り続けているのです。平和を願うのに
これで十分ということはありません。平和には努力が必要です。それも長く、つらく、
困難な努力です。」

戦火やテロが世界各地で起きている今こそ、人類が「平和の鐘」を打ち鳴らす必要があります。
「平和の鐘」とウォーキング中に出会った花。

10月1日「今日は何の日カレンダー」より
法の日(最高裁判所1960)、都民の日、中国国慶節、共同募金、衣替え
▲秀吉の北野大茶会。1千人を越す人々が茶道具持参で参加(1587)▲大坂冬の陣(1614)
▲浅草電気館開場(初の映画常設館)(1903)▲初の二科展(1914)
▲森永ミルクチョコレート発売(1918)▲第一回国勢調査実施(1920)
▲赤い羽根の共同募金開始。第1回の募金額は6億円(1947)▲警視庁に110番設置(1948)
▲中華人民共和国誕生(1949)
▲時速200kmと当時の世界最高速を持続する東海道新幹線(東京~新大阪)営業開始(1964)
▲国勢調査でわが国の人口が1億人突破(1970)▲自動車の若葉マーク、義務化(1972)