平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い462 出口が見えない、6530万人の難民問題

2016-06-21 10:40:20 | 日記
平和への希い462 戦後71年 
出口が見えない、6530万人の難民問題 2016.6.21.

国連難民高等弁務官事務所が20日発表した難民事情。
紛争や迫害で居住地を離れた世界の難民・避難民が、2015年に6530万人となり、
第2次世界大戦後の最多を記録。シリア内戦や中東アフリカでの過激派組織台頭などで
前2014年より580万人増えたとのこと。
うち、6割強の4080万人は、国を出られず国内で避難せざるを得ない状況らしい。
EUでは、難民受け入れ反対の右翼勢力が台頭、英国民投票の行方など出口が見えない
難民危機。

グランディ高等弁務官は、「難民危機は、問題を解決しなければいずれ自分に跳ね返る
という欧州へのメッセージだ」と。
根本問題は、「どうしたら難民を発生させないようにできるか」なのです。

空爆や武力行使は、難民を増やすだけだということを知っていながら続けている欧米、
天に向かって吐いた唾が自らに振りかかっている図。
キーワードは、昨年の「ノーベル平和賞」、北アフリカのチュニジアで平和的な政権移行に
貢献した対話組織「国民対話カルテット」。

チュニジアは、2011年の民主化運動「アラブの春」の先駆けとなり、民主的な手続きを踏ん
で安定した政権移行を実現した唯一の国です。チュニジアの代表的花になぞらえて、
「ジャスミン革命」と呼ばれています。イエメン、エジプト、シリア、リビアはクーデターや内戦
などで紛争中。
紛争中の国と違って、「国民対話カルテット」は、チュニジアの労働組合や人権組織など4者で構成、
イスラム勢力と政教分離を重視する世俗派が対立する中、双方を説得し、新憲法の制定と議会・
大統領選挙を実現させ、今年2月に双方が参加する形の正式政府発足の原動力となった。
基本は、徹底して話し合いを重ねることでした。

ウォーキング中に出会った花です。

6月21日は。「今日は何の日??カレンダー」より。
◆夏至(二十四節気のひとつ。陽熱が最も高くなり昼間の最も長い日)
▲義経、平宗盛を討つ(1185)▲アメリカ独立憲法、施行(1788)
▲日本がユネスコとILO(国際労働機関)に加盟(1951)
誕生花:月見草 (Evening Primrose)     花言葉:自由な心

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