りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

怖くない怪談

2016年08月26日 | 日記
怖くない怪談がある。それは落語である。
最後に落ちがあって全然こわくない話になっている。

「お菊の皿」という噺。
大事な皿を割ったお菊は屋敷の古井戸に飛び込み死ぬ。
毎夜お菊が数える「一枚、二枚」という声が不気味に響き渡るところまでは同じ。
町内にうわさが広まり九枚まで聞くと死ぬので六枚まで聞いたら逃げ出せばいいと
いうので見物に来る人がどんどん増えてゆく。
或る夜お菊が六枚まで数えたところで町内の若者が逃げようとしたが見物人が多くて
逃げ遅れてしまう。
ところがお菊は九枚まで数えても終わらず十、十一と続け十八までいってしまう。
若者が「どうして十八まで数えるのだ」と問うと
「明日は休むので二日分」
という落ちで終わるというものである。
コメント (2)
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