りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

秋季キャンプの紅白戦

2016年11月18日 | 日記
小春日和の暖かい一日。千葉ロッテマリーンズの紅白戦を見に行く。

秋季キャンプで試合をするのは今日が最初である。
若手を中心としたキャンプらしくベテランの姿は見えない。
組み合わせは一軍の選手を紅白に散らしたチーム編成になっている。
練習試合とはいえ両軍ともに真剣さがうかがえた。

試合は始まってすぐの一回裏に、走者二人をおいて白組四番の井上が
豪快な一発を放つ。バットに当たった瞬間の音がすごかった。
'ばしーん'という音を発して玉はあっというまにレフト・スタンド
へ飛んでいった。

ネット裏に座っているから音は真に迫って聞こえてくる。
久しぶりに聞く球音が耳に心地よい。
他にも捕手のミットに入る玉の音やコーチとベンチからの掛け声も
びんびんと耳に伝わってくる。
シーズン中の球場ではラッパや太鼓など鳴り物の音が入るから選手の
声などはあまり聞き取れない。

選手の顔も見分けがつくほど近い距離ということもある。
顔を見てすぐにわかるのは中村、田村、加藤、高浜ら一軍のメンバー
である。伊東監督は濃いサングラスなのですぐには見分けがつかない。

来季のシーズンまでにはまだまだ遠いが開幕が待たれるこの頃である。



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ジュリアンという名前の花

2016年11月16日 | 日記
散歩のついでに妻と花屋さんに立ち寄った。
店先には色とりどりのたくさんの鉢花が並べてあった。
季節は冬なのにここだけはもう春のように明るい。
なかでも目を惹くのがプリムラ・ジュリアンである。
妻がかわいい、と言って赤、黄色、白、ピンクのジュリアンを買い求めた。
帰宅してさっそくそれらを鉢に植え替える。妻は土いじりが好きではない。
見ているだけだ。私が一つずつ鉢に入れすきまに赤玉土を入れてやる。

さて、ジュリアンという名前を聞いて思い浮かべるのはスタンダールの
小説「赤と黒」である。そういう題の本があったというだけで、内容などは
もうすっかり忘れている。コンピュータじゃないんだからあたりまえである。
学生時代に読んだ「フランス文学案内」を引っぱり出す。
渡辺先生著の岩波文庫本。すっかり色あせてしまっていて、時がたっているのを
思わせる。これを開くのは何年振りだろうか。

先生はこう言っておられる。
「野心に燃える青年ジュリアンの人妻レナール夫人に対する恋もこの小説の重要な
テーマになっておりますが、そればかりではありません・・・中略・・ありあまる
ほどの才能と強い意志の力に恵まれながら、家柄と財産がないばかりに野望を満た
すことができなくて悶々とする青年の姿が鮮やかに描かれており・・・」

この時代。家柄と財産が重要視されていたのか。
一方で、人妻との恋愛などは当然ながら大罪とみなされていたであろうにとも思う。


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恋のデジャ・ヴ

2016年11月14日 | 日記
映画「恋のデジャ・ヴ」を見た。
さえない中年男がデジャ・ヴ現象という不思議な体験を通して
最後は意中の彼女をものにするという話である。

デジャ・ヴ現象とはいったい何か?
既視感と訳されているフランス語だ。早い話が、初めての経験
なのにいつか経験したことがあるような感じがすることという
事であろう。
自分にも似たようなことは経験がある。(ほんのささいな事だが)
それは誰にでもあるのではないだろうか。

映画ではそれを面白くするためにさまざまな事件を次々と起こしてゆく。

男は気象予報士である。テレビのレポーターでもある。
ペンシルバニアの田舎でもぐらが天気を予報する
(正確には春の到来の時期を占う)恒例の行事をレポートする仕事である。
それが超常現象による既視感のせいで、毎日同じことが際限もなくくり
返されてゆくのである。

男はあるときこの現象を逆手に取り、これまでの態度を改め、別人の
ようになって尊敬を集めるようになる。
最後は最愛の彼女ともめでたく結ばれるというものである。

普通の人、つまり我々はこれほどの超常現象を経験することはあり得ない。
しかし、夢の中で、タイムトラベルしてみるのも面白いのではないだろうか。




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妻が料理したほうとう

2016年11月10日 | 日記

昨夜、夕餉の支度ができたので食卓についた。
どんぶりに煮込みうどんのようなのが入っていたので「うどん?]」
と聞くと妻は「ほうとうよ」と答える。
うどんは幅広できしめんのようにひらべったい形をしている。
味噌仕立てである。
ごぼう、しいたけ、白菜などの野菜と鶏肉が入っている。

山梨などで食べられるほうとうにはたしかカボチャが入っていたと思った。
だが、カボチャは中に入っていない。「これを入れて」と妻。
見るとカボチャの煮つけが器に盛り付けてあった。スーパーで買ったやつだ。
「カボチャはトッピングか!」と私。

うどんをすすりながら「私はほうとう(放蕩)息子じゃないよ。こうこう(孝行)息子だ」
と下手な冗談を言う。
妻も落語が好きなので放蕩息子のことを知っているから笑いながら
「若旦那じゃないんだ」と返してきたので二人で笑った。

秋田の酒「高清水」の熱燗が山梨のほうとうに良く合う。
体がやさしくあったまってくる。
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風の歌を聴け

2016年11月09日 | 日記
朝イチから晴天が続いている
だが北風がぴゅーぴゅーと吹いている。
木枯らし一号だという。

♪さざんか、さざんか咲いた道
~途中略~
北風ぴーぷー吹いている♪(サトウハチロー)

こんな歌が口をついて出る。
文系人間だからか。それともただ単に歳をとったからか。

「風の歌を聴け」(村上春樹)
「風に吹かれて」(ボブ・デイラン)

頭にすぐ浮かぶのはこれだ。やはり文系・・・
いや、やめておこう。

♪友よ
答えはただ
風に舞っている♪
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