クラシックを演奏する人たちって自分のためにも仲間を大切にしてそうですよね。
でも「聴くだけ」のクラシック音楽ファンって、なかなか気難しい人が多そう。。
一緒に音楽について語り合う相手がすごく欲しいくせに警戒心が強くてなかなか心を開けない。
その「警戒心」の正体を考えてみると
1.「お高くとまってる」と思われたりクラヲタ認定されたくないため、自らクラシックを好きだと言い出しにくい。または誰かが話に乗ってきてくれたとしてもその人が単なるニワカ「のだめ」ファン(すみません!)だったとかでガッカリしたくない。
2.もし相手が自分より知識を持ってたりしたらプライドが傷つく
どっちかというと2のほうが強いと思うんです。
そもそも、どうしてクラシック・ファンって知識を重要視するんですかね?ちょっとでも間違えた人にはネットで総攻撃。
ジャズの世界でもそうらしいけど。。インテリじゃないと理解できない音楽って思ってんでしょうか。
そういう人はクラシック好きをカミングアウトしたらしたで会話に罠をしかけてくるので要注意です。
よくあるのが、有名作曲家だと思わせて「実は同姓のマニアックな作曲家でしたー!」というやり口ですねー(ホントかよ)
例1.Aさん(罠)「シューマンのピアノ協奏曲イ短調作品7っていいね!」
Bさん(獲物) 「作品54だろアホ」
Aさん「バ~カ、クララのだよ!」
。。。なんかはまだ可愛いほうで
例2. Aさん(罠)「シューマンの交響曲第2番いいね!」
Bさん(獲物)「そうだね!正気と狂気の境目でモガいてるよね。」
Aさん「それはロベルトのだろう?僕の言ってるのはゲオルクの作品42だよ(ドヤ顔で続く)」
例3.Aさん(罠)「シューマンの交響曲第5番って。。」
Bさん(獲物) 「あー、ウィリアム・シューマンね。Nが一つの」
Aさん「・・・・・」【負け】
例4. Aさん(罠)「チャイコフスキーのクラリ。。」
Bさん(獲物)「ボリスのクラリネット協奏曲ね。チェロ協奏曲も好きだな!」
Aさん「・・・・・」【勝手に完敗】
その他、Schobert とかSchuberth、Brückner、Max Mahler, Robert Mahlerなどワナのネタには事欠きませんがその手の騙しの応酬は傍目で見てるとホント気持ち悪いからやめてください。
クラシックを楽しんで聴けるのも一つの才能であるらしく、クラシック愛好者は10人に1人いるかいないかの貴重な存在のようですね。
ですからクラシック音楽の存亡が叫ばれる中、その天分を潰し合うことなく謙虚に、仲良くしないといけないと思いました。
自分なりに音楽を楽しめたら知識なんてわりとどうでもいい(自分自身に言いきかせてます)