FOCUS誌1983年11月25日号より、ベルリン・フィルの第一コンサート・マスターに就任する直前の安永徹さん(1951年生まれ、当時32歳)です。
オーディションによって安永氏が選ばれたのは1983年11月13日。Wikipediaによると、一般奏者からのコンマス就任は初めてのことだったそうです。
安永さんがカラヤンに挨拶に行くと、カラヤンは目を潤ませながら「よかった。やっぱりお前のが一番いい音楽だよ」と言ったそうで、安永さんはこのことをすぐに福岡に住む尊敬するお父さん(九州交響楽団名誉指揮者・安永武一郎氏、1922-1998)に電話で報告したということです。
日本人の誇りですね!