音楽之友社『音楽芸術』12月臨時増刊「日本の作曲1961→1967」にはこの期間に出版された楽譜が掲載されており、現在でも忘れ去られていない、大御所の作品ばかりだと思ったのでメモっておきます。【 】内は初演に関する情報です。
入野義朗(1921-1980)チェンバロ、打楽器と19弦楽器のための音楽【1963年11月30日森正指揮ニッポン放送】
石井真木(1936-2003)アフォリスメン【1963年9月岩城宏之指揮、京都会館】
間宮芳生(1929年生まれ)合唱のためのコンポジション3【1964年1月木下保指揮ワグネル・ソサエティ】
松村禎三(1929-2007)交響曲【1965年6月15日渡邉暁雄指揮日本フィル、東京文化会館】
松下眞一(1922-1990)室内管弦楽のための「継起」【1962年10月1日、D.パリス指揮パレルモ放送管弦楽団】
三善晃(1933-2013)ソプラノとオーケストラのための「決闘」【1964年瀬山詠子、外山雄三指揮N響】
諸井誠(1930-2013)竹籟五章 【1964年9月27日、酒井行道 NHKで放送。世界各地でも放送された】
柴田南雄(1916-1996)金管6重奏のためのエッセイ【1965年11月30日岩城宏之指揮、朝日講堂/RIAS放送】
武満徹(1930-1996)地平線のドーリア【1966年7月録音、若杉弘指揮読響】
。。オチのない記事になってしまいましたが、情報を追加していきたいと思います。