今、北京で大人気なのが豚骨ラーメン。
以前、中国人関係者が、日本ラーメンというブランド名で醤油味を売り出したところ、これが大失敗。
「醤油を入れるなら自宅でもできる」 「どこが美味しいのかわからない」
さんざんに酷評され、空振りに終わった。
今回、新たに起死回生をはかり、豚骨ラーメンを売りこみにかけたところ、これが大当たり。
中国人は、スープに肉の味がしないと、食べた気がしないのだとか。
あるいは、言論にフィルターをかけられながらの生活を、常日頃、強いられている国民、せめてラーメンだけはフィルター無しのこってり味を堪能したいのだろうか?
豚骨ラーメンといえば、九州。 発祥は久留米。
博多、長浜、久留米は 100% 豚骨使用。
熊本は 豚骨に鶏がらを加える。
鹿児島は 豚骨に鶏がらを加え、さらに野菜を加える。
福岡から離れるに従い豚骨ベースも薄まっていく。 自流の推察だが、南下に伴い上昇していく気温。対処するため自然とスープも薄口になったのかもしれない
味覚は、記憶、情景、情感といったものに多大なる影響をこうむる。
東京に、九州ラーメンの有名店は数多かれど、遠い記憶の向こう、博多で、ばってん荒川をテレビ越しにみながら食した、大砲ラーメンの味に勝るものはない。
大砲ラーメンよ。東京進出などせず、遠隔の地で静かに輝いていてくれ。
以前、中国人関係者が、日本ラーメンというブランド名で醤油味を売り出したところ、これが大失敗。
「醤油を入れるなら自宅でもできる」 「どこが美味しいのかわからない」
さんざんに酷評され、空振りに終わった。
今回、新たに起死回生をはかり、豚骨ラーメンを売りこみにかけたところ、これが大当たり。
中国人は、スープに肉の味がしないと、食べた気がしないのだとか。
あるいは、言論にフィルターをかけられながらの生活を、常日頃、強いられている国民、せめてラーメンだけはフィルター無しのこってり味を堪能したいのだろうか?
豚骨ラーメンといえば、九州。 発祥は久留米。
博多、長浜、久留米は 100% 豚骨使用。
熊本は 豚骨に鶏がらを加える。
鹿児島は 豚骨に鶏がらを加え、さらに野菜を加える。
福岡から離れるに従い豚骨ベースも薄まっていく。 自流の推察だが、南下に伴い上昇していく気温。対処するため自然とスープも薄口になったのかもしれない
味覚は、記憶、情景、情感といったものに多大なる影響をこうむる。
東京に、九州ラーメンの有名店は数多かれど、遠い記憶の向こう、博多で、ばってん荒川をテレビ越しにみながら食した、大砲ラーメンの味に勝るものはない。
大砲ラーメンよ。東京進出などせず、遠隔の地で静かに輝いていてくれ。