食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

減量 No.4

2010-04-17 06:12:29 | 日記
 写真は自作夕食メニュー


 シラスごはん ( どんぶり 1/3 ) + 大根おろし


 アスパラガスのマヨネーズあえ


 味噌汁 ( なめこ 、おくら )


 キウイ



  ポイントは、なめこ、と、おくら。


  ねばねば、ぬるぬる、の食品は、血圧を下げたり、免疫力を高めたり、と健康優良食品。



  なめこは足が早いので、買ったら、凍らしておく。


  、、、、回想、、、、


  4/13 半日、月島 → 勝どき → 築地 → 銀座 と歩きまわったのだが、途中、我慢できなくなり、築地の「 きつねや 」で、ホルモン丼を食べてしまった。

  もし、食べずに歩いていたならば、、、、と考えずにはいられない。

  
  「 必ず勝つ、たとえ勝てなくとも、必ず負けない 」、、、、大西中将、指揮官より、、、、



現在の体重 95.5 kg


 1週間で 0.5kg の減量     トータルで 1.9kg の減量 


  

一望監視装置

2010-04-16 07:10:57 | 日記
 先日のラジオで、興味あることを言っていた。


 およそ、今から 200年ほど前、、、、、


 最小限の職員で、最大限の囚人を支配するために発案された装置を、、、、、


  『 一望監視装置 』 というそうだ。


 囚人達は、互いに隔てられ、それぞれの姿が見えない独房に入らされる。


 中央塔を囲んで円形に配置された独房は、常に、職員の監視下におかれている。


 四六時中、監視員がのぞいているわけではないが、彼らは、いつのぞかれるのか、知りようがないので、常に監視されていると想定するよりほかはない。


 結果として、囚人達の心に、ずっと見られている意識状態、を起こさせる。


 それにより、権力は自動的に機能することが保証されるのだという。


    、、、、そして、、、、、


 この規律的な支配によって生み出された概念が、現代社会に広く浸透している規範化、であると言っている。


 人間がある行動を起こすとき、その行動が、本質的に正しいかどうか、ではなく、他人との比較、序列化でどこに位置づけられるか、を第一に考える、というのだ。


  好きな餃子専門店、都内で住んでみたい街、今夏に着てみたい服、などを、自分の中から生み出すのではなく、雑誌、テレビといった一望監視装置から発せられる順位付けを基準に、あたかも自分の意思のようにして評定してしまうのだ。


  東大、早稲田、慶応の入試に強い高校、 


  上司にしたい女性タレント、



  巷にあふれ出ているランク付けは、刑務所の管理体制に、その祖形があったのだ、、、とラジオは語っているが、、、、、


  江戸時代、居酒屋ベスト10、などのランク付けが、庶民の間で大いに流行ったことからも、


  本来、人間はランクを付けたがる動物なのではないのかと思うのだが。。。。。  


  

うるし

2010-04-15 06:04:05 | 日記
 韓国に、うるしを食べる料理があることを知った。


  うるし、、、、、、


 あの、触るとかぶれる、うるし、である。うるし塗りのうるしである。


 食べたら、食道や胃が、かぶれそうなイメージがあるのだが、、、、、、


 名称を 「 オッタク 」 といい、鶏を丸ごと一匹、うるしの樹皮を入れた水で煮込んで味付けする料理だそうだ。 漢方薬の役割もはたすという。


  濃厚な味わいを堪能できる一方で、人によっては、全身にアレルギー反応が起こり、肝機能や腎臓に障害をきたし、ひどいときには、死にいたることもあるそうである。


 正直なところ、医食同源とは言うものの、のっぴきならない危険を犯してまで、おいそれと食べる気にはなれない。


 我が国でも、うるしを栽培する人が、若芽をつんで、てんぷらにして食す習慣があるようだ。


 京都の、なにがしの店では、うるしの若芽を食べさせてくれるそうだ。


  こちらの方は、若いだけに、アレルギーの心配は無用のような気がする。

原価

2010-04-14 11:13:30 | 日記
 写真は、吉野家の牛丼並、270円 ( 4/13 までの特別価格 )


 この値段で、利益はでるのだろうか?


 ( 肉の量は、通常の 2/3 程度に減らされていた )


 先週発売の、某週刊誌に、品物の原価格が特集されていた。


     
     牛丼            160円


     ドリンクバー     15 ~ 30円


     ハンバーガー         44円


     焼肉食べ放題        700円


     生ビール中ジョッキ1杯    158円


     立ち食いそば         40円



  デフレ、不景気状態での利潤追求は、どうしても薄利多売方式にならざるを得ないようだ。



  、、、、、話変わるが、、、、、


   吉野家で、そばをメニューに入れている店があることを知った。


     神奈川県藤沢市、の某、吉野家らしい。     


 

コンプレックス

2010-04-13 06:42:29 | 日記
 14世紀初頭、、、、、


 中国の片田舎、貧農に、一人の男の子が生まれた。


 名を朱元璋という。


 彼は、両親と兄を疫病で失い、村のお寺にあずけられることになる。


 しだいに、指導者としての頭角をあらわし、やがて、元( モンゴル )を破り、明を建国するに至る。


 そして、現在の南京で即位し、朱元璋改め、洪武帝、と称した。


 彼の卓越した行政能力は、国家の税収を増大せしめ、経済的基盤を安定させることとなる。


 優れた政治を行う一方で、、、、、、、


  自分が、禿頭(はげあたま)で、かつて貧乏僧であったというコンプレックスをもっており、禿とか光、あるいは、僧の字、が目にとまると、その文章の作者を引き出し、直ちに処刑した。


  同様な狂気の粛清は、淀むことなくつづけられ、彼一代で 10万人が殺戮されたという。


  思うに、、、、、、


 このような高低差を生み出してしまう、慢性飢餓状態とでも表現すべきコンプレックス、人間にはめ込まれた自我という精神の力学に、改めて、深い感慨を禁じえない。


  、、、、、ちなみに、、、、、


 彼が定めた、1世1元制、現在、世界で採用しているのは、日本だけである。