食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

ひなげしの赤

2017-05-13 07:01:56 | 日記

初夏の代表的な花に「ひなげし」があります。 真っ赤な花びら、この花が「 虞美人草 」と呼ばれる所以は、中国の史記にある項羽と劉邦の戦いにあります。 虞美人草と同様、四面楚歌の由来も、項羽と劉邦の争いにあります。 性格も育ちも真逆なこの二人が天下を争った物語は、人間の生きざまを見事に描いておりますし、現代のビジネス、政治観にも通じるものがあります。 結果、劉邦が勝ち、漢という国をつくるのですが、この劉邦の奥さんは中国史上稀にみる悪妻として有名です。 こちらの方もお調べいただくと面白いでしょう。 まっ、「ひなげし」で瞬時に思い出されるのは、アグネスチャンの「ひなげしの花」といったところでしょうか。 ちなみにフランス三色国旗の赤は、ひなげしの色に由来があるようです。

 


挽歌

2017-05-12 19:30:09 | 日記

なかにし礼作詞、北原ミレイが歌う「石狩挽歌」という昭和歌謡があります。 昭和の情念を吐き出すような感じの歌です。 万葉集の頃から今日まで、千年以上にわたりこの国では死者を悼む歌が詠み継がれてきました。それを挽歌とよびます。 そもそも、古代中国で葬送の際に、棺をひく者たちが唄ったもののようです。 先ほど、幼馴染が治療にきて、「 ○○君が亡くなられた」と伝えてくれました。 肉親ではないから本当の悲しみ、辛さはわかりません。 だから挽歌を唄ってきた、そんな気がいたします。


ありがたい、けれども、、、

2017-05-12 16:50:55 | 日記

先ほど、稚書「たいへん申し上げにくいのですが」を読まれ面白かったので、歯周病の説明を聞きたいとおっしゃられる妙齢の女性患者さんが遠方はるばるいらっしゃいました。本当にありがたいことです。 しかしながら、歯周病感染の本当の理由、やはり診療室という神聖な場所で本音はいえませんよね。 居酒屋やファミレスならば、本で書いたように、面白く伝えられるのですが。 改めて書き込みますが、527日、夜7時からの「北千住放送局、行政書士杉井貴幸のまだ依頼するな 」では、それに関しまして、ガンガンお話いたします。 


稚アユの天ぷら

2017-05-11 21:56:22 | 日記

先日、およそ1か月遅れの誕生日会をひとり、山の上ホテル、「天ぷら山の上」でしました。 40代最後、決意も新たにというところでして、写真は、稚アユと白魚の天ぷら。 アユを食べる習慣があるのは世界広しといえども日本人だけです。 そろそろそんな季節になってきましたね。