モールス音響通信

明治の初めから100年間、わが国の通信インフラであったモールス音響通信(有線・無線)の記録

有線通信職のころ

2016年01月09日 | 寄稿
◆寄稿者 高崎雄三 『百代』第2号に増田先輩の「去るもの疎し」というモールス通信の話しが載っている。それを読むと私も遠い昔を思い出してしまう。 わが又従兄は戦時中に船舶通信士だった。米軍機の銃撃で指を2本失ったが、戦後アマチュア無線局を開き、のこる指で器用に電鍵を叩いていた。その姿をみて私も無線通信士になろうと思ったのが電気通信との長いご縁の発端である。 鈴鹿学園の普電科を出て三重県内の小さ . . . 本文を読む