モールス音響通信

明治の初めから100年間、わが国の通信インフラであったモールス音響通信(有線・無線)の記録

戦時の通信~前知符号(後編)

2016年01月22日 | 寄稿・戦時のモールス通信
◆寄稿者 伊藤國芳 前編では私の戦時中における空襲体験を書きましたが、なぜ重大な警報の伝達が電報局、郵便局からだったのか。 当時の情報交換は、電報・電話・手紙などで無線通信は発達途上で一般には使用されていなかった。 電話については皆さんもご存知のように通話には、普通・至急・特急の3種類あり普通電話ですと朝申し込んでも夕方でなければ接続されなかったり、また話し中の回線を非常だからといって交換手が . . . 本文を読む