モールス音響通信

明治の初めから100年間、わが国の通信インフラであったモールス音響通信(有線・無線)の記録

世紀の遺物

2016年04月01日 | 寄稿
◆寄稿 椎名 敬一 私は、昭和24年(1949)、港区麻布の東京電気通信学園の普通部電信科に入学、9ヵ月の通信の訓練を受け、翌年2月に卒業しました。さらに東京中央電報局で、2ヵ月間、通信の訓練を受けた後、世田谷等々力電報局に配属され(参考1参照)、モールス音響通信に従事しました。   当時はまだ音響通信が華やかな時代で、学園入学前にモールス符号を全部暗記させられ、在学中は毎朝テストがあり、文字ど . . . 本文を読む