モールス音響通信

明治の初めから100年間、わが国の通信インフラであったモールス音響通信(有線・無線)の記録

電信の思い出(その2)

2016年04月30日 | 寄稿
◆寄稿 赤羽 弘道 辰野郵便局時代 名古屋逓信講習所を卒業して配属された辰野郵便局の身分は事務員で、初任給は日給90銭であった。辰野郵便局は明治27年開設(1894)<当時は平出郵便局>、昭和10(1935)年に新築され、外壁はコンクリート作りの2階建てだった。職員数は約30ほどの特定郵便局(当時は3等局と呼んだ)であった。 なお、特定局は、明治の初め郵便制度ができたとき、地元の資産 . . . 本文を読む