モールス音響通信

明治の初めから100年間、わが国の通信インフラであったモールス音響通信(有線・無線)の記録

◆タイプライタ登場(その1)

2017年12月21日 | モールス通信
◆タイプライタ登場(その1) わが国で通信の実務にタイプライタを使用するようになったのは大正3年に大阪中央電信局で欧文通信、大正6年に和文通信に使用したのが初めである。この時はいずれもモールス印字通信のほん書(翻書)用として使用されたものである。音響通信に対する直接受信用としては、大正11年、全国主要局ではほぼ時をおなじくして開始された。 当局(東京中電)においても同様、早くからタイプライタ受 . . . 本文を読む