「揖斐川堤の上から美濃の山を望む」
揖斐川の堤防の上でスケッチしている時に出会ったのはトレーニング中らしい自転車の方だけ。できる事なら広い風景の中でいつまでもボーっと座っていたいのに、帰る時間が気になって駅に向かいました。
後ろの山は養老山地、孝子伝説の養老の滝も近いです
堤防を降りるとやっぱり山も一枚は描かなきゃと農機具小屋の日陰でスケッチ、それから往きにも気になっていた用水路の水門を描き始めたもののうまくゆかずペンだけで止めて家で着色しましたが、やはり少し変ですね。昨日の坂道の小屋、この後の駅のホームもペンだけで描いて家で色を塗りました。時間がない時や足場が悪い時などはペンや鉛筆だけで描いて色は後でということを時々、現地で仕上げるのが一番とは思いながらうまく出来ないことで時間を取られるより次に行きたいと心が急くのです。
「水門」
電車が来るまで誰もいない本当の無人駅のホームで短時間スケッチ。
13時11分発大垣行き、ちょうど2時間美濃山崎スケッチタイムでした。
養老鉄道養老線は現在は近畿日本鉄道の子会社です。私は頂き物の近鉄のチケットで乗れるかと思っていたのに乗れませんでした。かもしれないと思い駅員さんに聞いたので改札で止められた訳ではありません・・・一つ勉強になってチケット買いました。往きも帰りも同じではつまらないので帰りは大垣に出てJR東海道線で名古屋まで。
養老線の三重県よりの水田は青々としていたのに大垣近くはまだ田植えが終わって間がないような稲の間に空が映る田んぼでした。稲刈りもこの辺りは遅いのです。
ゴトンゴトンと大垣までの途中で魅力的な駅に止まっても思いつきの途中下車はしない。家で夕食を待っている人がいた頃はハラハラしながらも降りたのに・・・時間がある今は体力に自信がない。スケッチ先でもトイレがなければ長い時間行かなくても平気だったのにこの頃は熱中症予防で水も飲むし、長時間の我慢は難しくなりました。すこーしずつ・・・・・
「無人駅」
往復の市バス以外はかなり空きがある電車の旅、気持ちが明るくなる一日になりました。
名古屋→近鉄・桑名→養老鉄道・美濃山崎→大垣・JR東海道線→名古屋
6時間の旅でした。
(揖斐川・おわり)