
ドライフラワーと貝殻ー1
新型コロナウイルスが広がり始めた頃、ウイルスの脅威から自身や大切な人を守るために賢明な行動が求められる「正しく恐れる」という言葉をよく聞きました。あれから何ヶ月かたち自粛も解除されましたが、周りの友人知人たちの多くは今も外出を控えて過ごしています。
「初めてバスに乗ったわ」とか「まだ、地下街には行ってないの」という会話が普通に交わされています。正しく恐れているのか恐れ過ぎているのかは分からないけれど見えないコロナには近づかないという気持ちです。
私は7月2日に2月以来初めて電車に乗り県外に出かけました。自粛中なら不要の外出と言われるスケッチ旅です。ラッシュを避けて人の少ない静かな場所で会話もしないで過ごして家に着くと「東京の感染者は100人を超えた」というニュースです。まだこんな状況で出かけて良かったのかしら・・・と。
出かけた帰りの名古屋駅で夕食用に駅弁でも買おうとキオスクに寄ると棚に商品が少ないのにびっくり。弁当類は棚の半分近くが空いています。まだお客さんが戻っていないからでしょう。
食べたいものが見当たらないので買わずに出てコンコース隣の高島屋で大好きな御座候を買って帰ろうと地下へ降りてまたビックリ!食品売り場は大混雑。あれでも間隔をあけて並んでいるのか店のガラスケースの前は人がいっぱい。目的の御座候は一番奥、伸びあがって見るとかなり並んでいそうです。この混雑した中を通り抜けて並んでまで買うことはないとここも買わずに大急ぎで外に出ました。買わないとよけいに食べたくなったけれど・・・地下の食品売り場を見る限りすっかり日常が戻っている感じのデパートでしたがあんなに密、密、密で大丈夫かなと思います。
スケッチにも携帯用の消毒スプレーを持ってマスクして、人から離れて、できる事はしたつもり。
「正しく恐れる」を思い出しながら過ごさねば、まだまだ・・・まだのようです。

ドライフラワーと貝殻ー2