折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

久し振りに展覧会へ

2020年07月30日 | 風景


ノリタケの森でー1



30日、新聞に紹介されていた展覧会を見に出かけました。
パリの「光と影」墨絵で・・・日展会友の沼本三郎さんの個展です。
ずっと自粛していて展覧会に出かけたのは2月以来のこと、自転車で25分ほどのノリタケの森ギャラリーです。来場者は1,2名と静かなので作者の方にいろいろ伺いました。新しい水墨画は「全くの我流です。批判されることもありますが」と。吸い込まれそうに深い墨の色は「中国の古墨です。今なら1千万でも手に入らんでしょう」「紙も色々使いますが中国の古い紙が多いです」って・・・力のある方がよい画材を得て良い絵を描かれる、これはこれ、私は私、別に自分と比較することはないのにと思いながら好きな絵の前を行ったり来たり何度も見せていただいて来ました。

隣の部屋では「浅井啓介~漆・表現~」開催中
私の父は漆の塗師でしたし、私が小学生の時、おえかきを習った先生は漆芸家の方でした。
一時はアルバイトで蒔絵もどきもしていたのでこちらの展覧会もちょっと懐かしく観てきました。大きなパネル?よりもガラスの器に漆の蒔絵がほどこされていたり、漆で飾られたトンボ玉の方が私には楽しかった。

どちらも来場者は少なく密ではなくて・・・久しぶりの展覧会、やっぱり見に出かけて刺激をもらってこなければ気持が沈んでしまいます。
帰る前に空模様を気にしながらちょっとスケッチしましたが、見て来たばかりの絵がチラついて余計な事ばかり考える絵になってしまいました。

雨にも降られず、青空ものぞいてこの気温ならまだ自転車も大丈夫。
ちょうど出がけの地震速報には驚いていったん家に戻りましたが、何事もなくて良かったです。





ノリタケの森でー2

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