【じごく耳】基本的人権は~現在及び将来の国民に対し侵すことのできない永久の権利として信託されたものである

国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

ドイツのTV局「福島原発事故、その後」☆動画が繰り返し削除されるので『文字起こし』保存2☆

2011年09月01日 | 社会

☆「福島原発事故、その後」文字起こしの続きです☆

 日本人の主食、米も同じ運命のようだ。Oさんの田んぼは、二度検査所に提出された。最初の検査は合格

したが、二度目の結果は公表されない。

(Oさん)「今年も作付を出来るか知りたかったので自費で独立の研究所に検査して貰った。53,000ベクレル

のセシウム137が検出された。基準値の7倍だ。米作りは、諦めた。」

 福島市の殆どの住民は、こうした汚染値を知らされていない。おりしも夏祭り。売られている物は、何でも食

べる。空中線量が下がって以来、人々は日常生活に戻った。子供の被曝許容量が20ミリシーベルト/時間に

引き上げられた事への怒りも忘れ去られたかのようだ。

 英国のクリストファー・バスビー氏のような専門家は、正に、その事に警鐘を鳴らす。「日本政府の無責任

ぶりは、犯罪的だと思う。子供に平気で高い被曝をさせている。都合がいいと云うだけで短期間でこれ程、

基準を変えてしまうとは。この判断は、間違いなく多くの子供を死に至らせるだろう。文明国のやる事と思え

ない。」

 だが、ここは、正に『原子力ムラの国』なのだ。権力を握る電力会社・政治家・官僚が原発のあらゆるスキャ

ンダルを隠蔽し、大したことがないように見せてきた。何兆円ものビジネスを、守る為に今回も同じ手段を使

おうとしている。Oさんは、正に文字通りそれを『身』を持って体験した。

(Oさん)「自分の身体がどれ位放射能被曝しているか検査したかった。だが、福島大学には、拒否された。

市民の検査はしないと。友人は、隣の県の病院に問い合わせた。ところが、福島県知事から福島県民の診

察を受け入れないよう指示されているそうだ。」 そのような指示の出された事実は無いと当局は、言う。

 しかし、Oさんは農家を捨てなければならない。自宅で90マイクロシーベルト/時間を測定したのだ。

9日間でドイツ原発作業員の年間許容量に達する数値だ。原発から80Kmも離れた場所なのに。

(クリストファー・バスビー氏)「これは、人間の想像力を越える惨事です。制御不能の状況である事は、当初

から明らかだった。どうしたらいいのか、誰にも判らないし簡単な答えは無い。これは人類史上、最悪の惨事

だと思う。」

 福島の至る所に『ひまわり』を植えた。土の中の放射能を吸収するといわれている。

☆動画☆↓

http://t.co/7ybEETd


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ドイツのTV局「福島原発事故、その後」☆動画が繰り返し削除されるので『文字起こし』保存1☆

2011年09月01日 | 社会

 ドイツZDF局フロンタール21「福島原発事故、その後」の文字起こしです。

動画がドイツTV局以外から繰り返し削除されるとの事で、文字を起こして残します。(どうして、著作権のな

い他の組織から削除されるのでしょうか?大変、不思議な出来ごとです)

☆福島原発事故、その後☆ <( )は、映像の説明です。>

 この美しい風景が悪夢の舞台です。(福島の田園風景)日本屈指の豊かな農地、福島県。都会の人の観

光地としても人気だ。原発事故で、その広域が汚染されてしまったのだ。

Oさんは本宮の農家。原発から80Km離れている。畑で採れたジャガイモ・ナス・ネギを隣町の市民放射能

測定所に持ち込んだ。原発事故以来、自分で栽培した野菜は食べていない。放射能汚染を恐れたからだ。

(Oさん)「政府の発表は、もはや信用できない。最初から、事態を小さく見せようとばかりしている。直ちに健

に害がないの繰り返し。正確な数値も出さない。まともな測定もしない。汚染問題の中にみんなを放置し

た。」事故後、Oさんは直ぐに作物の検査を行政に依頼したが(行政側)「畑は20・30キロ圏内から遠く離れ

ている。検査の必要はない」と断られた。市民放射能測定所の意見は、正反対である。汚染の無い作物は

無い。特に、セシウム137が酷いからだ。(市民放射能測定所)「こんな汚染数値の場所は、本当は絶対避

難するべきです。」Oさんのジャガイモも例外では無かった。原発から60Km離れた伊達市のシイタケからは

7000ベクレル/kgの汚染が測定された。基準値は、500ベクレル/kgだ。(市民放射能測定所)「もはや食べ

物ではなくて、放射性廃棄物です。」汚染調査は、本来県の食品衛生検査所の管轄だが、殆どパニック状

態である。コンセプトもない人手も計測器の数も追いつかない。(行政側)「一般の方の検査は、お断りせざ

るを得ません。我々が選んだサンプルを検査して判断を出しております。それだけで、手いっぱいの状態で

す。市民の検査を引き受けたら役所の仕事に手が回りません。」

 我慢強い日本人もだんだん食品の汚染問題に気付きはじめている。野菜・緑茶に続いて牛肉。

原発を所有する東電の反応は?今まで通り、ノーコメント・管轄外の一点ばりだ。

(東電)「私達の仕事は原発の中です。測定は国と地方行政の管轄で、私達は、お手伝いするだけですから

コメント出来ません。」

Oさんの農作物検査結果に付いて我々が質問すると、原発担当大臣は、うろたえるばかりだった。危機管理

担当の役人達は、長々と書類をチェックした挙句、大臣はついに不備を認めた。(細野大臣)「万全の監視

体制のつもりでしたが、牛肉問題で検査の強化の必要が認められました。今後、汚染食品が出回る事を防

止しなければなりません。」

 一方、グリーンピースは、独自の調査結果を発表魚も汚染されていた。「原発から55Km離れた所まで調

査した魚の半分が基準の500ベクレル/kgを大きく上回っていました。汚染が広範囲である事を物語っていま

す」

☆重くなってきました。続きは、次ページ2へ

動画 ↓

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