本日9月19日の未明、この国の主権を持つ大多数の国民の「反対」の声を無視・愚弄して、100人の有権者の内、たった16~7人の
支持しか得られていない自民党と取り巻き政党によって、憲法違反である「戦争法案」が可決・成立した。
採決が行われている国会の外では、未だかつてないほど多くの国民がこの法案に「反対」の声を上げていた。
それまで私が経験したり見たりしたデモは、組織的に動いていた事が多かったのに「特定秘密法案に反対するデモ」からは、組織的
ではなく個別的に参加している方が多く見られる。相当な危機感を抱ている証。
政権与党と取り巻き連中は、この法案に対する国民の「異議申し立て」を知っているのにも関わらず、「アンタ達が反対してるのは
知ってるけど、とりあえず成立させるわ。(アメリカさんが早くせいって言ってる)アンタ達には後で説明するわね。」と法案に対する説
明責任を果たさないまま、国の最高法規で国家としての在り方を記す「日本国憲法」(主権在民・基本的人権の尊重・戦争放棄)を勝
手に変更したのだ。我ら国民は、相当舐められている。
ここまで国民を舐める政権は、先進国では安倍首相の大好きな「米国」ぐらいだろう。さすが、日米同盟! 政権の質がアメリカさんと
だんだん似てきて、戦争で儲けない品の良い日本を戦争で儲ける醜悪で下品な国へと様変わりするのが目に見えるようだ。
美しかった日本は、「平和主義の放棄を意味する憲法違反の法案・戦争法案」によって、醜悪な低級国家へと転落していくだろう。
そして、国民は、人々を殺傷しその国を破壊する武力行使の費用を知らず知らずの内に否応なく徴収される事になるだろう。
中谷防衛相は、この法案をよく理解できていないらしく、質問を受ける度に答弁がコロコロと180度変わる。一体、どの答弁が「正」な
のか?オオカミ少年の言を聞いているかの如くだ。
この中谷大臣、それでもハッキリと断定した答弁をした事があった。
7月の衆議院特別委員会で(集団的自衛権の行使が必要と)「認定する前提となった事実に特定秘密が含まれる場合もある。情報源
や具体的な数値そのものは明示しない」と言っている。
これは、国民の知らない間に「集団的自衛権の発動」が政権内のほんの僅かな輩(日本版NSCの4人の大臣)によって決められ、あ
る日、突然、世界のどこかで日本が戦争に加担している状況を示している。その行使の要件内容は、「情報監視審査会」にも報告さ
れないのだから、国民は全く蚊帳の外。内容が秘密なのだから、その武力行使の「是非」すら問えなくなる。
これは、正しく主権在民の定義を逸脱するもので、この方法自体が違憲なのである。
(欧州では、武力行使をするにあたって、内容を国会で明示して「行使の是非」を議論する。更に、行使が終わった後で、行使の内
容と是非が問われる。)日本は、全部ヒ~ミ~ツ~!
☆安倍政権は、この連休中に国民は忘れるだろうと思っているようだが、そうはいかない。
人の噂も七十五日だと高を括っても、理不尽な暴挙をされた側は、終生忘れないことを肝に銘じたほ
うがいい。
無法者達の暴走を絶対許してはならない。
さぁ~これからが始まり、始まり!無法者達の終わりの始まり!