三浦杉を案内する

鷲子山上神社に参拝した後は、三浦杉に寄りました。
連れの友人が見たことないというので、張り切って案内しました。
初めて来た人は、みんな驚く。
茨城にこんなところがあったなんてって。
それがうれしくて、もう何度、知人を案内してきたかわからない。
思い返せば、私も初めて来たときは驚きました。
案内してくれた美和地域の人は、嬉しそうだったな。

鷲子山上神社のカヤ

この県境の神社には大きな木があるようです。
栃木県側は杉の巨木。茨城県側は樹齢600年のカヤ。
茨城県の天然記念物に指定されている
鷲子山上神社のカヤ。


なかなか迫力あります。
樹齢600年なのに、勢いがあって老木という感じじゃない。


茨城県は南限北限と言われるものが多いですね。
このカヤもそのようです。

常陸大宮に限らず里山でみかける巨樹。
なんでこの木が選ばれたんだろうと不思議です。
今の私たちは巨樹だということで大切にしたいと思うけど、
巨樹じゃなかった数百年前、誰がどういうことがあって、
この木は切らないと決めて、それを何世代も伝えたんだろう。
この木にも、きっとドラマがあったに違いない。

秋空の鷲子山上神社

仕事では来ていたけど、常陸大宮に遊びに来たのはとても久しぶり。
今回は、はじめてデジカメではなくiPhoneで写真を撮りました。

美和地域の鷲子山上神社。「とりのこ」と読みます。
約1200年前に創建された歴史ある神社です。
茨城県と栃木県の県境にあることで珍しいと有名ですが、
たぶん、県境のほうがあとから決められたんでしょうね。
じっくりお参りするのは初めてです。

この神社の象徴のフクロウの石像が境内にたくさんあります。一つ一つ違うので、見て歩くのが楽しい。
有名な金の巨大フクロウ像は本宮の手前にあります。
よく見るとかわいい顔をしています。


青空や杉の緑に映える本宮。歴史を感じさせられます。


森のなかの山門。何とも言えない風情があります。


ふつう、山門には仁王像が多いと思いますが、ここは右大臣、左大臣。
これは左大臣。300年前に造られました。


本殿の彫刻の一部。手の込んだ彫刻に感心します。


御朱印をもらって、帰ろうとして駐車場から遠くを眺めたら、日光連山から那須までよく見えました。
参道から富士山が見えるところもあるそうです。
見どころの多い神社でした。

下伊勢畑の空

桜道を降りてくると、ぱっと広がる下伊勢畑の広い空。
一週間前なので、今はまた春が進んでいると思う。

畑の準備が始まっているようです。
菜の花畑の向こうをいそがしそうにトラクターが走って行きました。

すっかり準備ができた畑に桜が花びらを散らせて。

那珂川をわたる御前山の赤い橋から左岸の里山。

明るい澄んだ空と動き出した里山。
なんだかワクワクします。

御前山の桜道～大沢林道～

今年の春は仕事が忙しがしくて、ようやく空いた半日、
桜が見たいと思ったら、御前山の桜道を思い出しました。
ヤマザクラの森を通る林道大沢線。

まだ咲いている桜がいっぱいあって、
ちらほらと花びらが舞う中、お花見散歩。

城里町側の山並みも良く見える。
今の季節は「山笑う」。山が輝いて見えます。

ソメイヨシノが公園や道路で一斉に咲くのも見事だけど、
私は一本一本、個性的なヤマザクラが森の中で咲いているのが好き。

今年の季節は１，２週間早い。
一週間早かったら、もっと花が咲いていたと思う。

疲れた心も体も元気になりました。
帰りにパティスリークレールに寄って、ケーキをぱくり。

フロマージュゆずとフランボワーズチョコ。
御前山で楽しく半日過ごしました。