常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

蕾ほころぶ

2019-03-31 09:07:56 | 木の話

辰ノ口桜祭りは来週。行けないので昨日、様子を見に行ってきた。

さすがに早すぎ。

こんなに静かな桜堤は初めて。

いつもは気づかなかった楽しげな小鳥のさえずりのなか散歩。

ここは10年前から通っているけど、10年前はこんなに立派な木じゃなかった。

10年経っていつのまにか、幹がしっかり太って、そうだ、10年前は枝もこんなに張ってなかった。

10年の間、いろいろあった。一見、変わらないようで少しずつ変わっている。

 

枝先に灯りが灯っているように蕾がほころんでいました。

常陸大宮に春が来る。

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湯の澤鉱泉

2018-05-27 20:01:06 | 里の話
茨城県でたった一つの「日本秘湯を守る会」の湯の澤鉱泉。
ゴールデンウィークに立ち寄り湯。

県道の入り口から深い森のなか。
あれ、この道でいいのかな?とちょっと不安になったころに、
急に明るくなって到着。深い森のなかの一軒宿。

と思ったら宿の前の深い谷の向こうはゴルフ場。
でも不思議と興ざめのかんじはなく、
雑木林とゴルフの芝の新緑が明るくてきれい。
お風呂は、ひとりじめ。いいお湯。疲れが吹き飛びます。

岩風呂とひのき風呂があって、本日はひのき風呂が女湯。
このヒノキぶろの浴槽の床の半分はタイル張り。
あの、東日本大震災までは総ヒノキ風呂だったんだけど、
壊れてしまって、お宿の人が手作業でここまで直したそうです。
ここも大きな被害があったのだ、あの時はみんな大変だった。
私もちょっと思い出してしまった。
こうやってお湯を楽しめるのもお宿の方々のおかげ。

食堂で山盛りの山菜の天ぷらをいただきました。
近くの山で取ってきたそうです。
ゆっくりのんびりできる山のお宿でした。
今度は泊まってみたいです。



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陰陽山森林公園

2018-05-04 13:46:20 | 山の話
陰陽山森林公園は、陰陽神社を擁する陰陽山一帯の森。
神社があって、展望台があって、岩稜があって、深い森があって、
ひとまわり一時間程度だけれど楽しかった。

森林公園陰陽神社の右手奥にそびえる陰陽岩を回るルートは、
東日本大震災で崩壊して通行できないので、
神社の裏手の山道を回って展望台に向かう。
突然、古代の祭祀場をイメージさせるような山頂が現れる。

そのすぐわきに展望台。

山方宿あたりから野上の台地まで樹々のあいまから遠望。

再び神社に戻る。
陰陽山の山頂まわりは巨岩ばかり。
陰陽神社は、山頂の岩場のうえにある。

来た道とちがう長い石段を降りていく。少し下ってから階段を思わず振り返る。

途中、横道に入って森の中を歩く。
岩稜帯が終わると杉林になる。
細い木が多い。もしかしたら土壌が薄いのかもしれない。

ふもとに近くなってきたら、東屋があったり、公園みたいな道になってきた。

最後は駐車場に出ます。
1時間くらいだったのに、興味深いポイントが盛りだくさんありました。

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陰陽山

2018-04-30 20:44:29 | 神社仏閣
山方地域の陰陽神社。
歴史あり、ジオあり、展望あり、森林あり、植物あり・・・
なんだかとても楽しかった、私にとってはワンダーランド。
この神社は陰陽山の頂上の巨岩をご神体として、
光圀公の発意で創建された歴史ある神社。
まずは入り口から。

もうすでに巨木と古い石段。歴史の重みを感じる。

なんだか人間くさい表情のお地蔵さまに見送られながら、石段を登り始めます。
別世界に行くのかも、と思わせる石段です。

本当に結界、という言葉を思い出させる鳥居の扁額は光圀公によるものだそう。

迫力ある石段ですが、そんなに長くはありませんでした。
石段の次は深い森のなかを分け入るような道を進みます。
岩をうがった石段。

ゆっくり登り始めて15分くらい、本殿が現れます。

意外と小さい本殿ですが、いたるところ木彫りで装飾されていて、
それがとても手が込んでいて、見とれてしまう。
かつては彩色されていたのだと思う。

陰陽神社の狛犬。大陸の犬の姿を模したもので、とても珍しい。

本殿の後ろにご神体の巨岩。
東日本大震災で崩壊してしまった。
杉の巨木が崩落した巨岩を止めていて、すごい迫力。
この巨岩を光圀公が遠望し、神社の創建を決めた。

今は深い森に包まれ、遠くから望むことはできないけど、
このころは、樹木はなかったのだと思う。
人々は、薪や落ち葉など生活や農業に必要なものは全て森から得ていたので、
当時の里山は豊かな森林ではなかった。
今では信じられないけど、人々の生活の移り変わりとともに、
森も姿を変えていく。
さて、下りは違う道で・・・と思ったら、またもや異界に連れていかれそうな石段。

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おひさまのいちご園~おひさまのいちごショコラ~

2018-02-12 12:49:09 | 直売所
今日はイチゴやさんをはしご。
一軒目は国道123号線の那珂川側に
かわいいイチゴのパーキングの看板が出ている
「おひさまのいちご園」。
今日はイチゴ狩りのお客さんとお買い物のお客さんで
大盛況でした。
駐車場がいっぱいで、お客さんどうしで車の誘導したり、
顔見知りなのか、難しいところの運転を代わってあげたり、
このほのぼのとしたかんじが、いかにも常陸大宮らしい。


この農園の直売所には、
とちおとめ、イバラキッス、ひたち姫、京紅(「きょうこう」と読みます)、
紅ほっぺなどが並んでいました。
粒の大きさに合わせて、350円から550円。
そのほか贈答用も。
楽しく選ぼう・・・なんて思っていたら、どんどんお客さんが来るので、
今日はテキパキと決めました。
箱詰めを待っていていたら、オリジナルスイーツの張り紙。
「おひさまのいちごショコラ」

べつばら処ひまわりさんとのコラボレーション。
「おいしいお菓子になりましたよ、僕らも食べたいのを我慢して
売っているんです」とご店主。
もちろん、一つ買いました。
かわいいパッケージに入れてもらえるのでお土産にちょうどいい。
数量限定。お早めに。

お買い物終わって外に出ると、御前山の広い空。
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