常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

原乳の出荷制限のこと

2011-04-02 15:42:57 | 震災
畜産業が盛んな常陸大宮市にとって、「原乳の出荷制限」はきつい。
いまどき牧歌的に牧場で乳牛を飼っている酪農家は少数派。
ほとんどの酪農家は、大規模な牧舎で効率的な経営をしている。
それなのに、少数派の放牧牛の原乳から
放射性物質が検出されて、みんな出荷制限になっちゃった。
常陸大宮市の原乳の放射性物質は基準値の半分以下だったのに。

お母さん牛1頭が作るお乳は一日40リットルだそう。
地震発生の11日からずっと、常陸大宮市の牛のお乳は捨てられてる。

31日に、原乳の再検査の結果が県のHPに発表されてた。
ほとんど放射性物質は検出されてない。
はやく出荷制限が解かれますように。

コメント
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