常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

熊の山

2019-04-30 21:11:28 | 山の話
雨っぽいゴールデンウィークの晴れ間に「熊の山」に登ってみた。
また、常陸大宮の面白いところを見つけてしまった。
下小川駅の駐車場から出発。
欄干のない平山橋で久慈川を渡り、
急坂の上にある美しい集落を抜け、お地蔵様にご挨拶。
森の入り口に手作りの杖が準備してあって、地域の方々の気遣い。

登り始めは気持ちのいい雑木林。
芽吹き始めた樹々の新緑のちょっと手前の淡い緑。里山のほんの一瞬の色。

のんびり歩いていたら、すぐに急登。里山歩きと思っていたら甘かった。
でも少し登ると展望が開けるところもあって、
さらに満開のツツジの森のなか。疲れなんか吹き飛ぶ。

まるで別世界に迷い込んだよう。ムラサキヤシオツツジとオレンジ色のツツジ。
夢見心地で歩いていくと、何度かアップダウンがあって、静かな桧の森に入る。
山頂には神社があると聞いていたので、近づいてきたのかな、と思ったら、
目の前に突然、これ。聞いてないよ~

先が見えない、急な石段。これを登るのか、と思う前に、
これだけの石を誰かが運び上げた、という事実に感動。
そして登り切った先の絶景。
この山、面白すぎる。
コメント
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