早産だった こひつじちゃんは、思春期になってから音で苦しんでいました。
学校生活でもいろいろな弊害が出たので、去年から数回愛甲修子先生にご質問し、花風社の本を読み、お勉強会にでていろいろ試しました。
実際に親として分かる変化は
①帰宅して横になる回数、時間が減った
②疲れた表情が減った
③好きな絵を描く時間が増えた
④お友達とでかける回数が増えた など。
合唱祭が近づくと疲れた様子で辛そうだったのですが、今年は違いました。
こひつじちゃんによると、うるさいとは思うし、不協和音はすごくイヤみたいですが、大きく口が開くようになったし、大きな声で歌えるようになったらしいです。
うん、確かに今年は大きな口で歌ってました。
そしてお隣のクラスの歌が素晴らしく上手だとかも、ちゃんと聞いていました。
成績も去年に比べてグッと上がったので、感覚の辛さが減ってその分余力がお勉強に回せたのかなと思っています。
でも、感覚過敏が今後もっと改善されて「音が楽しめるように」とは決して思っていません。
苦手が得意になるようにといろいろ努力している方もいると思いますが、苦手なことを何度も繰り返して練習しても、苦手がなくなるわけではありません。
じっとしているのが苦手な子に、静かにじっとしていなさい、といくら怒鳴っても変わりません。
ひつじ家で取り組んだのは、巨人の星方式とは違う方法で、本人が好きな事、やりたいと思うことをやっただけ。
ちょっと話がずれますが、便秘がちなベビーちゃんがいて、ママさんはなかなかお腹のマッサージができないことをお悩みでした。
初めにすべてできなくても良い、好きなところだけでも良いとお伝えしているのですが、同じグル―プのベビーちゃんが嬉しそうに全身マッサージができていると、気になっても仕方がないですね。
本人が好きなところから触れてあげてくださいと再度ゆっくりお話したら、何度も背中に触れてあげていて、ベビーはその日のうちにちゃんと仰向けになって足を触れさせていました。
そのママさんは、ベビーの気持ちを理解しようとして、その日は親の思いや願いを決して押し付けませんでした。
待つことも、無理強いしないことも、努力を続けることも大事ですね。
13日のお勉強会は都合で参加しませんが、きっとステキな会になると思います。
多くの方が新横浜で幸せな時間を過ごすことになるでしょうね。