昨日、総務委員会の傍聴に行ってきました。
医療的ケアが必要な小学生の子のママが知人にいます。
幼稚園でたくさんのお友達と楽しく過ごし、充実した日々がお子さんをとても成長させたそうです。
現在地域の学校に在籍していますが、比較的頻繁に医療的ケアが必要なため、ママさんは毎日お子さんと一緒に学校に行き、必要な時にすぐに対応できるように学校で待機しています。
ママの代わりに医療的ケアを行える看護士さんは、週1回90分まで来ます。
全国的に見ても川崎市は進んだ対応をしています。
でも看護士さんが来ている90分間に走って銀行に行く時もあるそうですが、ほとんどの場合ママは学校の別室で待機しています。
短い時間では、往復だけでもやっとなのです。
欠席のうち、お子さんの体調不良での欠席は1日です。
付き添うママの体調が悪いと学校をお休みしなければならないからです。
24時間体制で看護を続けているような現状では、ママの体力も時々限界を超えてしまうのです。
医療ケアを行う看護士配置ができない安全面の配慮から、特別支援学校通園バスにも乗れないと言われています。
時間を増やせないのなら、せめて2週に1回で180分など、もう少し柔軟な対応ができないものかと思います。
そうした思いを請願にしたところ、昨日議題に上がると聞いたので急遽駆けつけて傍聴しました。
お子さんは、入学後、体力も向上し、表情も豊かになり、飛躍的な成長を見せているとのこと。
全てのお子さんには公平に学ぶ権利があるのです。
ひとりひとりの子どもにとって、最適な学びの場の保証を願います。