退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1430:Be the change you want to see in the world.

2020-06-17 22:35:33 | アメリカ便り

今日も35度なんていう暑さでした。

多少の上下はありますが、この暑さが大体9月上旬まで続くんですよ、このアメリカ中西部では。

そしてそんな熱さの中、ノースキャロライナから帰ってきた主人は早速ドカタをやっています。

いろいろ買ったり育てた苗を植えるための場所作りで、以前大きな垣根があったところを引っ剥がしてうずまっていた多くの石っころやら、材木を掘り起こしているのです。

でも35度の暑さの中、一日中たいして水分補給もせず上半身裸でドカタやっているんだから。

私がいろいろ言っても言うことを聞かないのでほっといていますが、今日は夕方家に入ってきたとき、ちょっと顔つきがおかしかったので、❝ちょっと熱射病じゃないの?❞と言ったら、自分でもおかしいと思ったのか。

明日は静かにしていた方が良いよ、と言う私にうなずきましたが。

明日になったらまたドカタをするでしょうが。

まーず言うことを聞かない人だ。

植物オタクの主人は毎年春が来る前に、まるで私が洋服のカタログを見るように何冊もの苗木や種のカタログに目を通します。

そして絶対処理できないような数の苗木や種を買い込むのです。

地下室にはお手製のグリーンハウスならぬグリーン棚をこしらえ、土に種をまるで定規で測ったような丁寧さで植えて苗を育てます。

4月になるとあちらこちらにその苗を植えていきます。

しかしながらあまりの苗の多さに、たいていは近所にやったりそのまま外におっぽいたままになって枯れたり、野生動物の餌となったりしています。

友達が言います、❝女を作るわけでもないし、ギャンブルに狂うわけでもないし、安いもんじゃない❞と。

さて、アメリカでは相変わらずBLMのデモが続いています。

失業率14%のアメリカ、デモ参加者には事欠かないでしょう。

さて、今日テレビを何気なく聞いていたら、ある言葉が耳に入りました。

❝Be the change you want to see in the world❞。

これはガンジーの言葉と言われていますが、ガンジーが実際に言ったことは次のようなものです。

We but mirror the world. All the tendencies present in the outer world are to be found in the world of our body. If we could change ourselves, the tendencies in the world would also change. As a man changes his own nature, so does the attitude of the world change towards him. This is the divine mystery supreme. A wonderful thing it is and the source of our happiness. We need not wait to see what others do.” – Mahatma Gandhi

私はデモとか集団で何かをやると言うことが好きではない。

楽しいクラス旅行は別ですよ。

その考えを反映しているのが上の言葉のように思える。

デモなんかやったって、交通渋滞を起こしたり、周りに迷惑をかけるだけである。

更に日本以外の国だったらデモに暴動略奪がつきものだし。

特に今回の人種差別問題は集団でデモやって解決するような問題ではないと思う

個人が他人種に対して尊重する気持ちを持てばよいし、あらゆる人種も自分たち以外の人種(あえて言えば他人)から尊重されるような人種になればいいだけのことである。

デモなどせずとも一人一人でできることなんです。

私が特に黒人に対して持つ感情は、今までの経験から、❝人から尊重される人間になればいい❞、と言う部分が大いにかけていると思うことである。

尊重までとはいかなくてもいいから、❝まっとうな生き方をすればいい❞。

私の子供たちの医者はずーと黒人の先生だったし、人種は関係なく尊敬できる人は尊敬します。

ガンジーの言葉と続きは次回です。

それから英訳も次回です。

ちなみにロンドンの国会議事堂前に建てられたガンジーの像がデモ隊の攻撃の的となっているようで、プロテクションのために箱で囲まれたそうです。

このデモやってるバカ達、何のためにデモやっているかわかってやってるんだろうね。

ハブグレジュンタのマミー