退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#678:アメリカに長く住んでいる者が日本に来て感心する事

2016-05-15 22:12:08 | アメリカ便り
続きです。

6.サービス、おもてなしが徹底している。
 どの店に入っても、顧客サービスが徹底していると思います。
 それがうわべだけだとしても、そのうわべもないアメリカから見ると驚き(うれしい)です。
 
 アメリカでデパートなんかに行くと、店員を探さなくてはいけません。
 日本みたいに店員が客に吸いよされてくるなんてことはほとんどありません。
 その方が良いと言う人もいると思いますが。
 サービス精神で大切なのは、“お客様は神様です”と感じさせることと思います。
 日本では大なり小なり、それを感じます。
 アメリカではそんなことを感じることはまずありません。
 だから私は日本でのショッピングが大好きなのです。
 いや、私はどんな場所でもショッピングは好きなのだ。

7.運転技術と譲り合い。
 アメリカの道路は広いので、左折用(アメリカは右側運転)のレーンというのが忙しい道路にはあります。
 日本は右折用レーンというのは幅50センチぐらいのがあるだけです。
 その50センチの幅をぎりぎりに使って、後続車に迷惑をかけないよに右折をしようとしている車、そして、それを“あ、うん”の呼吸で、追い越して行く後続車。
 実にすばらしいチームワークです。
 これは日本人だからできることだと思います。

アメリカでも当てはまりますが、帽子をかぶった男性シニアーの運転する、枯葉マークのついた軽乗用車の後続車にはなりたくないですね。

 
 今日はよりさんと、いつの間にか私のお友達となった85歳の小樽に住むよりさんのお友達、安さんのところへ行ってきました。
そして、これまた思いつきで、余市までドライブしてきました。
余市の“柿崎商店”という有名なところで、“浜茹で毛蟹”と茹でたこを買って帰ってきました。
帰ってきてから、早々レイちゃんを呼んで毛がにを食べましたが、さすが冷凍されていない蟹はうまかった。
ちょっと塩味が薄かったですが。

よりさんは疲れたようで、お風呂に入ってまっすぐベッドへ。
私がアメリカに帰ったら、ゆっくり施設で休んでください。

ふる川にて。







アヨロ海岸





この洞窟は生と死の分かれめだそうです。



なんとなくジブリの映画、ラピュタを思い出しました。




ハブグレジュンタのマミー
 
 

#677: 日本携帯事情

2016-05-13 09:52:27 | アメリカ便り
昨日も考えたけど、オバマさんからの原爆投下に対する謝罪はないと思います。
先日も書きましたが、“残念です、sorry ”はあるけど、“すいませんでした、sorry”はないでしょう。
“謝るという事はアメリカの辞書にはない”と、39年間アメリカに住んで常にアメリカ社会と接している私は思っています。
だから、そのアメリカの根本を覆すようなことをオバマさん一存ではしないと思うし、したとしてもそれを受け入れるだけ、アメリカは教養的に寛大ではないと思います。
“歴史に学ぶ”というより、“歴史を作る”と言う行動に走っている現代社会、広島、長崎で行われた人類初の原子爆弾による一般市民の大量虐殺現場で、オバマさんがどのような演説をしても将来的には核兵器放棄につながるとは思えません。
ちなみにアメリカは、7000以上の核兵器を持っています。
ロシアは#1で8000以上です。

日本携帯事情。
一時収まったかなと思ったけど、札幌では相変わらずひどいですね。
歩いていても、地下鉄、バスに乗ってもやっている。
日本に来て1ヶ月、主人に1回しか電話していない私にはわかりません。
別に主人がどうのこうのというより、“電話するのがめんどくさい”という感情が、主人を思っている感情を上回っていると言うだけです。
私の場合、電話は必要最低限(レイちゃんと話すときは別なんですが)利用です。
隣人キャシーはそれをわかっているため、必要事項を話すと“がっちゃん”です。

自由がすきという現代人、携帯で一挙一動縛られているのは良いのですね。
おまけに、ラインとか何とか。
相手が受信したのがわかるため、それに対する返事がすぐ来ないと言っていじめがはじまるとか、、、、
馬鹿ですね。
還暦過ぎた私にはそこまで、束縛されなくてはいけない理由が、交際関係がわかりません。

今日はこれからよりさんを内科医に連れて行きます。
その後、12時ころ兄の嫁さんが兄を連れてきます。

ふるかわで。

看板娘モコ











ハブグレジュンタのマミー

#676: オバマの広島訪問

2016-05-11 11:44:13 | アメリカ便り
昨日、2泊3日のよりさんとレイちゃんの誕生日お祝い温泉旅行から帰ってきました。
“ゆっくりと流れる時間”が売り物のホテル“ふるかわ”、楽しんできました。
中1日は登別地獄谷と倶多楽湖に行ってきました。

車椅子よりさんを連れての外出はどこへ行くにも大変。
よりさんを伴っての旅行はもうそろそろ終わりにしようと思っています。

本人自身も、もう家が一番よいような感じになってきたので。
ホテルでも“ここはどこだ?”ですから。

昨日、テレビを見ていると、“オバマ、広島訪問決定”と臨時ニュースが入ってきました。
アメリカの大統領が広島を訪問するのは戦後初めてだそうで、“オバマが原爆投下を謝罪するかどうか”が話題になっています。

大統領を2期勤めたオバマ、もう“後は野となれ山となれ”的感じでいるなら、謝るかもしれません。
先ほどのテレビでアメリカ人の55%程は、原爆投下は戦争終結のためには避けられないことだったと感じているといってました。
私が思うに、これは低すぎる数だと思います。
アメリカ人の大多数は、いまだ、アメリカの歴史的関与の事実というものを知ろうとも認めようともしていません。
これは、アメリカ人、アメリカ国家の身勝手(利己主義)さによるところが大と思います。
9:11の後に起きた第2次イラーク戦争がそれをあらわしています。
自分たちの都合で勝手に戦争を起こし、これまた、自分たちの都合で勝手に身を引いた。
まともな人たちから見ると腹がたちますが、現在のトランプ旋風から見てもわかるように、アメリカにはまともな考えをもった教養のある人たちの占める割合はまだ低いと思います。
だから、安全に暮らすためには各個人が身を守るため、拳銃を携帯しなければならないとか、アメリカ経済を豊かにするには、輸入を減らし、自国での生産を増やす、テロを防ぐには移民をストップするなんて単純なことしか考えられないのです。

オバマは広島で、“I am sorry”というかもしれませんが、日本人が使う“sorry(ごめんなさい)”とはまるっきり意味がちがいます。
アメリカ人はしばしば“sorry”を使いますが、このは“残念です”という意味が多いです。
だから、決して謝ってはいないのです。
オバマも、この日本人の混乱を見通して、“sorry”と言うかもしれません。
“日本人はきっとこのsorry (残念)を sorry(ごめんなさい)”と間違って、俺が謝罪としていると思うかもしれない。ごまかしが利くぞ”なんてね。
皆さん、オバマがもし“sorry"といっても(たぶん言うと思いますが)、単純に謝っているとは思わないように。
謝罪しているかどうか決めるには“sorry”の前後のセンテンスが大事です。

近所の面白い木



羊蹄山と桜



登別地獄谷と倶多楽湖













ハブグレジュンタのマミー
















#675: 友達って良いな。

2016-05-08 18:26:41 | アメリカ便り
只今、虎杖浜のふる川と言うホテルに来ています。
母の日、誕生日、米寿のお祝い全部ひっくるめて、母よりさんとレイちゃんを伴いやってきました。
ここは私が大好きなホテルで、海のそばに建っている部屋数30ぐらいの小さなホテルです。
静かな落ち着いたところです。
しかしながら、レイちゃんが一緒でも、90%車椅子のよりさんを温泉に入れるのは結構大変です。
一人では無理だったでしょう。
改めて、レイちゃんに感謝。
ここで、2泊3日とゆっくりとした時を過ごすことにします。
目の前の大きな窓の外では強風にかかわらず、かもめが飛びまわっています。

途中、あちらこちらに雪が残っている中山峠では、蝦夷富士(羊蹄山)がきれいに見えました。
残念ながら、靄がかかって、“くっきり”とはいきませんでしたが雲もなくなかなかの姿でした。
中山峠のスキー場はまだオープンしていて、たくさんの人が滑っていました。
スキー好きの人、北海道はまだスキーができますよ。
30度の九州とは大違いです。
ホテルに来る前に伊達でいとこと落ち合い、“翁”と言う蕎麦屋で昼食。
最近よりさんの食の細さが心配です。

昨日は40年来の学友5人が恒例のバーベキューにやってきました。
私が帰ってくるたびにきてくれています。
しかし、いつもより4人少ないと言うさびしいものでした。
二人はゴールデンウイーク中の孫のお守りの疲れから体調をこわしため、一人は法事、もう一人は家庭の事情と言うことでした。
もう何回も書いていますが、私にとって友達は私の一部分的、そこにいなくてはいけない存在です。
みんなこれからも元気でバーベキューをやりましょう。

羊蹄山です。





我が家の梅



おまけのカラス



ハブグレジュンタのマミー


#674:アメリカに長く住んでいる者が、日本に来て感心する事 #2

2016-05-06 10:43:27 | アメリカ便り
ブログで根拠のない嘘や中傷記事を目にすることがあります。
以前、ジカ感染で発生する小頭症が、私が長年勤めていた会社の殺虫剤によると書いたブログを見ました。
小頭症はジカウイルスが原因の症状(明らかにされました)だし、私の勤めていた会社は殺虫剤は作っていません。
日本で提携している会社がわが社の注文とは別に、殺虫剤を作っていただけです。

福島原発関係でもすごいブログがあります。
失明率が高い、頭が2つある子供が生まれたとか、奇形児が多いとか。
どうして、このような記事、それももうすでに精神的にも肉体的にも被害を最大限にこうむっている人たちに対しての記事を書けるのか、普通の考えを持った私にはわかりません。
どのような利があるのでしょうか。
科学で、このような記事を書いたら、“捏造”です。
いくら“たかがブログ”でも中傷記事、他人に対するインパクトが大きい記事はやめてほしいです。
安倍首相が国会で、ある民主党議員のばかな質問にたいして、“週刊誌で読んだだけの情報でしょ”といいかえしていました。
国会議員で、この程度だから一般市民の情報収集、たかが知れているかもしれませんが。

今日のお題、先日の続きです。

5.ごみの分別
 これも日本人しかできないことです。
 私の地区で行われている“ある種の”リサイクルを、ここでお教えします。

 私たちは大きな入れ物の中に、リサイクルできるものを“味噌も糞も”全部一緒に、分けることもなく入れます。
 そうです、新聞、缶、雑誌、ペットボトル、瓶など、全部一緒にひとつの入れ物に入れるのです。
 それを大きなトラックが、毎週水曜日回収していくのです。
 リサイクル場でどのような分別をしているのかはわかりません。
 後は“野となれ山となれ”的リサイクル事情です。
 これでもリサイクルがあるだけましなのです。
 日本人にしかできないごみ分別、最近富みに増えてきた外人居住者が問題を起こしていると聞きます。
 そのうち、ごみ設置場所に監視カメラ設置が起きるかもしれませんね。

続きはまた次回です。

ハブグレジュンタのマミー