「ただいま。」
「お帰りなさい。・・・ところで、冷蔵庫の中なんだけど、・・・」
ああ、そうだよね。
一昨日に残した小籠包の生地と餡が半分ずつ残っている。使わねばなるまい。
それに、今日は、日中でも車に雪が積もるような寒さ。アツアツ料理を作るには最適な日和だ。
あの『ブハッ』と熱い料理をディナーで楽しもうではありませんか。
「だとすると、食事の直前に盛り付けるから何時がいいかな?」
蒸し時間は10分でよい。 このことは、前回確認済み。
それに合わせて、台所の時間設定をした。 目標時間は、某番組の開始時刻!
そんでですな。
手作り生地の場合、市販の生地よりも長持ちしないんですよ。
多分、水分が多いせいなんだと思うけど、時間の経過とともにベチャっとしてしまうんですね。
特に、餡を包んでからは、そんなにのんびりしていられない。
生地に穴が開いてしまう心配が大きくなるからです。
その辺を前提にしつつ、勝負を始めます。
いざ、出陣!!!
今回一番に試したいのが、衣の切り方。
・皮を餃子レベルまで薄くしたら
秘密兵器登場!
ある容器の蓋なんですけど、アルコール消毒して使いました。
・生地に押し付けて切り抜いていきます
ふっふっふ、きれいに揃いましたよ♡ 作戦成功!
※打ち粉は必須です。時間の経過とともにひっついてしまいますから
餡はよく馴染んでいる感じだけど、やっぱり賞味期限でしょうね
究極の安定図形で餡を包みます
やっぱり、前回の生地よりも、きれいにまとまります
実のところ、ここが一番試したかったところなんです。
小籠包のエキスが漏れ出さない、最も効率的な生地の形は、やっぱり円です。
いつでも加熱できるようにスタンバイ
で、食事時間に合わせて蒸す。
出来立てを盛り分けて
レンゲに乗せて、お好みの調味料で(これは辛子醤油)
『ブハアッ!』
たまらんっス!
とにかく、時間との戦いでもあるので、熱いうちに戴きました。
この辺が、調理人 兼 客の辛いところなんだけど、欲を言えば、食卓に蒸し器を持ち込みたい気分です。
まあ、これでも十分に家族が満足しているんだから、よしとしますか。
一応、次回への課題も記録しておきます。
衣の半径を大きくして、ゼラチンスープの量を多くしたらどうなるか。
もしかしたら、もっと『ブハアッ!』が大きくなるんじゃないかな。
これは、限界への挑戦でもあるので微妙なところなんですけど、試してみたいと思っています。
もしかしたら、この冬中にできるかな?
なにはともあれ、
ご馳走様でした!!
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