ふるさと そっくり さぼてん せんにん
ながいきしてみるもんだ
ずうっとまえ
ここに きたときは
かなしくなったもんだ
こんな ゆきのふる
きたぐにに
つれてこられてしまったのかってな
それがなあ
びっくりするぜ
この ぎんぎらぎんのひざし
おれのふるさとと
そっくりだよ
こいつは あれだな
ひさしぶりに
はなをさかせてみるか
うまくいったら
こんなところにも
なかまがふえそうなきがするぜ
職場の散歩コースに咲く色鮮やかな花
以前は花をつけることがなかったのですが
去年あたりから、すごく勢いよく咲かせるようになりました
センニンサボテンというお名前のようです
「やあ、今年も綺麗な花を付けたね。」
「ああ、これだけ良い天気なら咲きたくもなるよ。」
「暑いのが好きなのかい。」
「ああ、俺の故郷がそうだからね。」
調べてみると、『センニン』さんの故郷は中南米のようです。
その気候に、山形の気候も近づいてきたってことかなあ。
「君の鮮やかな花の色、夏空によく似合うと思うよ。」
「俺もそう思う。」
「しばらく楽しませてね。」
「おお、いつでも来なよ。」
南米原産の花が似合う山形って、ちょっと複雑な思いもあるんだけど、気候が合うから咲く花に罪はないよね。
早くも夏の日差しが照り付ける今日の散歩での出来事でした。