山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

学んでしまった

2021年01月16日 | 日記とレシピ
 女性陣が出かけてしまった午後、何か楽しいことはないかなと冷蔵庫を開けてみた。この前『八宝菜』で使った剥きエビが残っている。これを使って何かできないかな。

 ポクポクポクポク チ~ン
  ≪茶碗蒸し(シーフード仕立て)≫

 剥きエビだったら色々出来るんだけど、やっぱりアツアツ料理だよね。色々作ってきたけど、これはやってなかったな。そう言えば、秋に拾ってきて冷凍しておいた銀杏もあるぞ。
 この辺が思いついたいきさつ。で、素材を探し始める。その結果、


何が入っているでしょう?

 下ごしらえ・調理の部
 ・剥きエビと銀杏を解凍する


  剥きエビは塩水で解凍


  銀杏は常温で
 ・小口切りの竹輪を入れて・・・

 ここでハタと行き詰まる。魚介類の臭み消しというか、薬味に三つ葉あたりがあるといいんだけど。それらしいものはありません。ネギじゃないよね。どうする?
 悩みに悩んだ末に辿り着いたのがこれです。


  はははっ。これ、ミカンの皮よ


  ここに卵液を入れて
 ※卵液は、卵2個とだし汁300mlに醤油小さじ2と塩ひとつまみ
 ・沸騰している蒸し器にかけて、強火3分。その後、弱火25分。

 さあ、特性の茶碗蒸しが出来ましたよ!熱々を召し上がれ!!と思ったらですね、


”す”が入っちゃった

 あちゃ~。やっちまった。
 原因を考える。
 これは、熱の入りすぎ。つまり、加熱の時間帯、蓋に隙間を空けなかったために熱が籠もりすぎたせいでしょう。
 まあ、なっちゃったものは仕方がない。戴きましょう。おっ、
 これは、かなりいけますよ。海鮮の旨みとミカンの爽やかな香りとが絶妙に絡んでます。
 目をつぶって食べれば、文句なしの成功作品ですね。家族も喜んで食べています。

 ・・・最近読んだ本の中で出会い、すごく気に入った考え方がある。自分の行動の結果は、『成功か失敗か』と考えるより『成功か次への学びか』と考えた方が前に進めますよというもの。
 そうだよね。ミカンの皮は、成功。”す”が入ったのは、次への学び。

 さあ、次も楽しんで学びますよ!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿