本日は、今年3回目のキノコ山探索。この山を訪れるときは、いつもワクワクするんだけど、本日は、殊の外胸が高鳴る。なんてったって、3日前にここを訪れたA氏が見つけたと言うんですよ。その名もトンビマイタケ!通称トビタケの幼菌を。
3日が過ぎた本日、そろそろ食べ頃に育っているのでは、という期待にワクワクしているんです。
「見つけた木に、まず行ってみねが?」
「俺もそう思っていた。」
候補になる木は何本かあるのだが、何はさておき当たってみるべきだろう。何てったって激戦区。後回しにした結果、人から採られてしまったら泣くに泣けない。
身支度を整えて、念のため大型リュックを背負って山に分け入る。先導するA氏が叫ぶ。
「出てる!食べ頃だ!!」
どれどれ?と覗き込むと、
おおお!久しぶり!!
去年は、超不作で、殆ど収穫なしと言ってよい結果だったので、この姿には、心が震える。
「おおっ、こっちにも出てる。」
見れば、
こっちにも
そっちにも
あっちにも出てるじゃないの
ここで、我々も、ちょっとは成長したなあと感じるのが、慌てて手を出さなくなったところ。
採る前に、撮ります
欲タガリコンビも、以前は見境もなく採りまくって、あとから、「記録を残しておけば良かった。」と後悔していたのですが、最近は、少し冷静になって、画像を残したり、全体像を把握してから、取り分を分けたりできるようになりました。A氏は、新聞紙を用意してきて、それに包んで収穫しようとしています。
「そっち側、任せた。俺はこっち側を採る。」
という感じで、それぞれがいい感じに収穫。
大型リュックを持ってきて良かった。ずっしり重たくなってしまいました。
「既に満足だ。でも、一応、奥の木まで見にいぐべ。」
「うん。運動不足解消のためにも歩こう。」
荷物は重いが、心は軽い。何てったって、2年ぶりの収穫だからね。
こちらにも出ていました
奥の木は、休み年だった去年以前は、もっと大きな株が沢山出たのだけれど、以前ほどの勢いは感じられません。去年の異常気象や周辺の環境が変わったせいで、キノコのシロが小さくなったように思えます。
この先にも採り場が続くんだけど、昨日までの大雨で増水中のため、先に進めません。
ま、水が退いた頃に休みのタイミングが合ったら訪れるか。
でも、ここにきて気温がグッと下がってきているから、次のキノコの発生が始まってしまうかもしれないなあ。
その時はその時。この『キノコ山探索』は、雪が積もるまで続くからね。
昨日までの大雨で小沢の滝が目立つようになっていた
稜線には朝日が当たり始めました
雨雲が去り、素晴らしい好天気のなりそうです。
本日も、たっぷりと楽しい思いをさせて戴きました。
山の神様、そして、A氏、ありがとうございました。
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