「何?このキノコの香りは!?」
「フォッフォッフォ・・・(バルタン星人の気分)。採れたのだよ。」
なんだかいっぱいあるでしょう
トンビマイタケの場合、発生に当たれば、キログラム単位の収穫になるキノコだ。画像でも分かるように、物に触れると、焦げ茶色に変色する。この色が野鳥のトンビに似ているからついた名前らしい。
そして、これを見つけたときに舞い踊りたくなるほど嬉しくなるからマイタケという名前が付いたとされている(個人的には、舞姫の衣装のような姿が語源のように考えているけどね)。
まあ、どっちでもいいんだけど、本日は夜勤だ。サッサと下処理を終わらせて、ひと休みしないと、仕事に支障が出てしまう。
一番手っ取り早いのが冷凍保存なので、どんどん片付けていきましょう。
汚れを落として500gぐらいずつパッキング
それから、香りと食感を楽しむ『トビタケご飯』といきたいんだけど、日程的に無理なので、『ご飯』用のトビタケを別にまとめて。そして、残りをどうするか。
ポクポクポクポク チ~ン
≪トビタケチップス≫
このところ、何回か作ってきたポテトチップスの製法を、そのままトビタケ料理に当てはめてみましょう!絶対に旨いはず!!
下ごしらえの部
・トビタケの汚れを落として軽く水にさらします
※この黒っぽい色は、汚れじゃありません
・ギュッと絞って、キッチンペーパーで水分を吸わせ
・170℃の油で揚げます
・泡立ちが収まってきます
※もうちょっと粘りました
※ポテトチップスのように「完全に」水分が抜けなくてもいいと思います
・ポリ袋に入れて塩ひとつまみ(3本指)を加えたらバフバフ
※3回に分けて揚げたんだけど、3回目の油を切ったところで、まとめて混ぜました
出来上がり
初めて見る方は、見た目でちょっと退くかもしれないけれど、すごく香ばしくて美味しいです。繰り返しますが、この色は、『焦げ』じゃなくて、キノコが本来持っている色です。夜勤から帰ってきたら、なくなっていました。
多分、塩漬けや瓶詰めで保存した物では、こんなに香ばしくは仕上がらないと思います。今回みたいに、採りたてだと、または、冷凍品を戻したら楽しめるかもしれません。トンビマイタケというキノコ自体が激レアな上に、売値は、超高いんですけど、チャンスがあったら是非試してもらいたい食べ方です。お勧めです!
それにつけても、山の恵みには感謝しかありません。
ありがとうございました。
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