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ゴゴゴゴゴゴ・・・
地響きが徐々に大きくなり、家が揺れ始めた。
布団の中で気づいた。
時刻は、まだ午前4時台。外は真っ暗闇だ。
ということは、昨夜のうちに市の除雪車が動き出すほど雪が積もったと言うことだ。
確か、新たな積雪が15cmを越えると出動することになっていたはず。
まあ、今回の寒波なら、当然ありえますね。
大量に積もった雪を市民に代わって除雪する。ありがたいと言えばありがたいサービスなのだが、我々市民からすると、そんなに嬉しくないサービスでもある。
それは、除雪車が通った後の置き土産が厄介者だから。
確かに、除雪してくれると、きれいな車道がある程度の道幅で整備されるよ。
でも、道の両脇には、重くて硬い雪の塊が大量に残るんですね。
これを片付けないと、歩行者が歩くスペースがなくなり、かえって危険になってしまうのだ。
夜明けとともに、除雪車のしりぬぐいと言うか仕上げの作業を開始する。
まずは南側の雪
分かるかな?まだ片付いていない左側の雪が道幅を狭くしています。
こちらは北側の画像
道を挟んで向こう三軒両隣で、協力し合うと、道幅がぐっと広くなります。
これだと歩行者も自動車も快適に通れます。
この向こう三軒両隣の協力というのが大切なことは、前回も書いた通りです。
交わす会話の内容は、ごくごくたわいもないことなんだけど、お互いがお互いのために力を合わせているという実感が、みんなにあるから声が弾むんですね。
「いよお、なんだか、暫くぶりだんねが?」
向かいのM氏だ。
山仲間のM氏もがんばってる
「ご無沙汰っす。実は、先週まで入院してたのよ。」
「何?それで、大丈夫なのか?」
「大丈夫って言えば大丈夫なんだけど、来月から声出さんねぐなるみたいなのよ。そんでだな・・・。」
予定していたコミュニケーション方法を伝える。
「OK!分かった。・・それにしてもお大事にな。」
こんな連絡も出来てしまうから、この雪かきコミュニティーはありがたい。
ありふれた世間話を交わしたり、今回みたいに連絡を取り合ったりしながら、親睦を深めてゆく。
これが、声には出さないけれど、地域に貢献しているという実感のもとで交わされるからいいんだよね。
お互いの生活をお互いに(特に無理することもなく)支えあいながら快適にしていこうとする仲間が目の前にいる。
すごく大事な感覚だと思うんですね。
雪よ、もっと降れ! とは言いたくないけど、年に何回かは降ってくれた方がありがたいと思った朝仕事でした。
まだ雪下ろしのレベルでないから助かってます
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