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今回の入院食からは、色々なことを学ばせていただいた。
その中の一つに、同じ煮付けでも、魚の種類によって身の硬さには大きな違いがあるというものがある。
具体的に言うと、同じように時間をかけたのであろう魚の煮つけなのに、カレイは非常にきめ細かく柔らかいのに対して、赤魚はガサガサと硬いのである。
こんなこと、入院前までは考えたことも感じたこともなかったんだけど、今回、出されたおかずを一口一口、丁寧に味わいながら戴いてみて初めて気づいた。
やっぱり、食に関してもマタギのがさつな性格が、こういう気付きを妨げてきたんだね。
で、この気づきを妻にボロッと話しちゃうわけよ。
それを聞いた妻の方は、退院したマタギのために用意していたタラの切り身を使っていいのかどうか迷い始めてしまったんだなあ。
これまたマタギのがさつさの表れということだ。 スマン。
本日は、検査と検診の間に挟まれた何の予定もない日なので、この際、冷蔵庫に取り残されたタラを使って、誰でも美味しく食べられる料理を作ってしまいましょう。
早速始めます。
タラは約200g弱ありました
・取り残しの骨を抜いてから、皮を削ぎます
※調味料は、白だし5、塩1,5、酒10、片栗粉5gに卵白1個分
・切り身をある程度細かく切ったら
・調味料と合流
・フードプロセッサーに入れて暫く細断しているとペースト状にまとまってきます
・今回はニンジンと玉ねぎのみじん切りを入れてみます
・それなりに混ぜたら
・お好みの数と大きさに分けていきます(今回は9個に分ける予定)
・整形(ミニハンバーグを作るイメージです)
※非常に崩れやすいし手にまとわりつきやすいので、指と掌にサラダ油を塗って作業をします
・170℃の油温で泡立ちが小さくなるまで揚げたら
さつま揚げの出来上がり!
これを、
生姜醤油につけて
戴きます!
この調理の仕方だと、丸飲みとかしなければ、喉ごしも爽やかです。
フワフワなんだけどモチモチした歯ごたえというか食感が、くせになりそうな美味しさですがな。
外出から帰った妻がこれ(の途中)を見たとき、非常にホッとしていたようなので、やってよかったと思った。
食べては、皆さん大喜び。
自分の負っているハンディのために家族には苦労をかけているのだが、こうやって少しでもみんなの笑顔を引き出して、お返ししていければと思う。