9月になったら急に涼しくなってきた。
こうなってくると食べたくなるのが、鍋物。
そんでもって、山形県民がこぞって食する料理があります。その名は、芋煮。
不思議なんですけど、秋の気配を感じると途端に作りたくなってしまいます。DNAにとまでは行かないけど、身体にしっかり刻み込まれた県民のソウルフードと言っていいのではないでしょうか。早速、作ってみることにしました。
下ごしらえの部
・サトイモの皮むきをします
多分、この料理の中で一番厄介なのがここだと思うんです。いつもやっている方法でいいとは思っているんですけど別の方法を見つけたので試してみます。
・サトイモの汚れを洗い落として周囲に1本切れ目を入れます
見えるかな?切れ目の線
・耐熱皿に乗せて少々の水をかけて、軽くラップ
ジャガイモを蒸かす感覚に近いです
・サトイモ4個に600w4分加熱
・熱々のうちに布巾で包んで、皮だけ左右に剥きとります
結構、綺麗に剥けますね
・普通のやり方でもやってみます(水から15分茹でて剥く)
いつものやり方
水にさらして
皮を剥きます
どっちがいいとは言えませんね。少量ならレンジ、大量ならコンロといったところかな。
こんにゃく(1枚分、短冊)のアクを抜いて
ネギ2本は斜め切り
・牛細切れは、一度湯がきました
調理の部
・水1.5ℓぐらいでサトイモとこんにゃくを茹でます
※浮いてきたらOKなんだけど、今回は、なかなか浮いてこなかった(まだ旬ではないのかも)
・適当な大きさに切った牛肉を入れて、アク抜き
・醤油大さじ4、酒大さじ6、砂糖大さじ3と顆粒出汁を加えて
・ネギを散らしてもう一煮立ち(この辺の加減はお好みで)
久しぶりに秋の風物詩!
ああ、これだよ。これまで長年にわたって重ねてきた秋の景色が次々と浮かんでくる。
ゆく夏への未練は、まだ残っているんだけど、こうして季節の味が身体に染み込んでいく度に、心も秋に傾いていくんですよね。今回の料理は、まだ1回目。これから、何回か食べていくうちに完全に切り替わるでしょう。それにしても、久しぶりの味、美味しかった。
ごちそうさまでした!
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