山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

ワラビ料理は三日目以降

2021年06月21日 | 山菜料理

 山菜御膳の翌日は、昼過ぎまでの勤務。帰宅すると台所に直行。さあ、どうなっているかな?

 

       アク抜き中のワラビ(ちょっと心霊写真)

 おおっ、しっかりとアクが出たようだ。水を入れ替える。

       いいじゃない!

 重曹が多すぎたり火が強すぎたりすると、この辺で審判が下るのだ。茎というか、皮が剥けてトロトロになっていないか、いつもドキドキさせられる。今回も上手くいったようなのでひと安心。君たちは、もう暫く水にさらしておくから、待っていてね。

 さて、もう一つの不安の種がこちら。

       写真左手、フキです

 すごくいいフキなんだけど、初日には茹でて皮を剥いただけの物が殆ど。一応、冷蔵庫で待機中なんだけど、タケノコほどには日持ちしないので、何とかしなければならない。

 昨日、『オリーブの呼吸』で調理したのが1/4ぐらい。残る3/4を量ったら700gほどあった。どうする?

 ポクポクポクポク チ~ン

  とりあえず『フキの炒め煮』

 ちょっと多めなんですけど、『オリーブ炒め』と並べて食べても遜色のない料理と言ったら、このぐらいしか思いつかない(今後の課題です)。とりあえず、やってみましょう!

 下ごしらえの部

 ※今回は、ほぼ終わってます。8分間茹でて皮を剥き、水にさらしてあるので、寸切りにするだけです。

 調理の部

・中華鍋にサラダ油を大さじ2ほど敷いて熱します

・ここにフキを入れて熱と油を通します

       こんな感じ(美しい!)

 ・酒とみりん各100mlをかけて、煮きります

       この量だと『返し』が難しいのでフライ返しと箸で混ぜます

 ・顆粒出汁を適量入れて溶けたら醤油を入れるんだけど70mlにしてみました

 ※いつもだと、酒:みりん:醤油 = 1:1:1なんですが、醤油100mlに躊躇した結果

 ・全体が馴染んだら鰹節3パックを入れてよく混ぜます

 ※これは、早すぎた気がする。水分があらかた飛んでからの方がいいかも

 ・水分が減ってきたところで、半分は終了。器に引っ越しました。

 ・残り半分には、七味唐辛子を振り掛けてもう一炒め

       左がノーマル。右が辛みバージョン。

       本日の夕食(プチ山菜御膳)

 写真の右上が、2種のフキ炒めです。どちらも美味しいですねえ。うまくいってよかった。ちなみに、左下がアオミズのおひたしで、右下が筍汁。やっぱり、山の神様には感謝あるのみです。

 結局、ワラビを楽しむのは、明日以降になりそうです。

 それはそれでよいではないか。より長く収穫の余韻を、山からの恵みを楽しめるのだから。では、また明日!



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