山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

たまには常備菜も贅沢に

2024年09月03日 | 日記とレシピ

 「常備菜がそろそろなくなりそう。」

このように妻が言ってくる場合、全ての常備菜がなくなりそうなわけではない。

 例えば、先日作った海苔の佃煮紅生姜みたいなものは健在である。

 じゃあ、なにがないのかと言うと、大抵は、マタギの弁当に詰めるおかずの一品がないのである。

 これは、重要な問題である。

 今の仕事に就いてから、妻に弁当作りを頼むようになって以来、ずっと甘えっぱなしなので、せめておかずぐらいはと作り続けてきたものでもあるのだ。

 これがないということは、色々と困るんだよね。

 場合によっては、円満な家庭生活にひびが入る可能性さえあると考える。

 で、弁当のおかずスペースに入り切るものだから、大物はいらない。

 チマチマっと隙間を埋めてくれて、なおかつご飯が進むような物がいい。

 そんで、冷蔵庫の中を見たんだけど、今は夏野菜の最盛期と言ってもいい状態なんだよね。

 T氏からもらったジャガイモは勿論、タマネギ、ピーマン、ニンジン等々色とりどりです。

 この際、ちょっと贅沢に主菜レベルの常備菜にしてみようか。

  こういうものは、思い立ったが吉日。

 早速始めますよ。

 作るのは、酢豚です。

 そもそもマタギ自身が大好きだし、素材の切り方と加熱の仕方次第で、弁当のおかずとして長く楽しめると考えました。

 早速行ってみます。

 下ごしらえ・調理の部

 夏野菜はたっぷりあるので問題ないんだけど、肉をどうするかです。

 当初、ブロックのベーコンを使ってみようと思っていたんだけど、鶏もも肉が半端に残っているのを見つけたので、これを使うことにしました。

 つまり、酢豚ならぬ酢鶏です。

 ・鶏もも150gを細かめに切って酒醤油ごま油で下味

 ・タマネギをくし切りの半分に

 ※全ての野菜をハーフサイズにしましょう

 ・ジャガイモニンジンピーマンも小さめに切って

 ・鶏ももに片栗粉を塗します

 ・鶏肉に続いて野菜類にもしっかり火を通します

 ・ジャガイモもフライドポテト並みに揚げますよ(小さいの分かる?)

 ・『餡』は、酢45、醬油55、砂糖27、お酒30、みりん18gにケチャップと片栗粉適量+水60g

       『餡』の準備が出来たら

 ・揚げ油を軽く洗ったフライパンに全ての材料を入れて

 ・煮詰めていくとトロミが出てきますが、少し粘って水分を飛ばします

       酢鶏の出来上がり

 これ、美味しいです。

 文句なく夕食のメインディッシュにできると思います。

 ただ、普通との違いは、1個1個の素材の大きさがハーフサイズなこと。

 そして、日持ちするように、よく火を通してあることです。

 お弁当には使ってもらいますが、ここからの使い道は、妻に任せた。

 みんなで美味しく戴いて楽しみましょう。



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