ワクチン接種の日、我が家には、もう一つのクリスマスプレゼントが届いていた。恒例の『石巻からの挑戦状』だ。叔父様、叔母様、いつもありがとう。
どひゃあ!!
もう1匹、ドンコ(エゾアイナメ)も入っていたらしいのだが、妻も魚料理に慣れてきて、
「私がやっておく。」
と申し出てくれた。お言葉に甘えて、初日はお任せ。接種から帰ったマタギを温かいドンコ汁で迎えてくれた。
さて、2日目。プレゼントの蓋を開けて見たのが上の写真。さすがに手ごわいラインナップです。小さいカレイは、焼いたり揚げたりすれば何とかなりそう。牡蠣は、フライにしてみようかな?でも、ちょっと保留。イシモチは、・・・。これも保留。さて、ナメタガレイだけど、定番は煮付けなんだけど、2匹とも煮付けでは、ありがたみが薄れるよね。
それにしても、早く決めないと、鮮魚は待っていてくれないからなと、考えているうちに、悪寒がして、節々が痛くなってきた。副反応、来ましたよ。熱を計ってみると、まだ微熱。しかし、ここでしっかり対応しておくのだ。消炎鎮痛剤を2錠飲むと、間もなく症状が治まった。
ここまではもくろみ通りだったんです。ところがお昼頃、再び嫌な感じが全身を襲う。
甘くないですね
さて、どうするか。ネットで『くすりのしおり』なるページを見つけ、それを読んで使っていたんだけど、そこには、①『服用間隔は4~6時間以上』、②『原則として1日2回まで』と書いてある。①は、いいんだけど、問題は②だ。本日は、あと1回しか使えないということだよね。しかし、今回やってみて分かったのは、薬の効果は4時間ほどしか保たないということ。・・・今飲めば軽快するだろうけど、夕方には、また具合が悪くなる可能性が高い。
う~ん。 ポクポクポクポク チ~ン
2回目の服用は夕方5時頃だ!
この時間に薬を飲めば、魚料理も出来るし、それを食べながら『チコちゃんに叱られる』も見られるじゃないの。これで行きましょう!妻に事情を話し、寝る。布団にくるまっていると、少しは悪寒が解消されるから救われる。いつの間にか寝入ってしまった。
セットしておいた目覚ましが鳴った。16時50分。かなり改善したと感じたのだが、体温を計ると38度4分ある。やっぱり薬だ。『しおり』には、『空腹時の服用は避けて下さい』と書いてあるので、酒とつまみを食って薬を飲む(いいのか?)。
暫くすると、身体が軽くなってきた。よし、やっちゃいましょう!
作るのは、 カレイのムニエル
2匹いるナメタガレイの内、1匹を料理することにしました。カレイは傷みにくい魚なんだけど、ここで1匹目を調理しておかないと時間というか日数が足りなくなる計算だ。
下ごしらえの部
実は、大型のヒラメやカレイを見ると、条件反射的にやりたくなるのが「五枚おろし」なんです。いかにも、魚を捌きました!という気分になれるんだなあ。自分自身の腕試しとともに、手入れした包丁の切れ味試しとができるんですね。このお魚の姿を見た途端に、五枚おろしだけは決まっていました。
・カレイの表面に付いたヌメリとウロコとをタワシと包丁で落とし、洗います
・胸びれに沿って頭を落とし、ワタも抜き、もうひと洗い
・(背?脇?)ヒレに沿って切れ込みを入れて、身の中央の線に沿って包丁が中骨に当たるように皮と身を切ります
・骨に沿って身を剥がしていき、最初につけた切れ目に辿り着くと離れます
表面、完了
・裏面も同じ要領で剥がすと
五枚おろし完成!
右側の骨の所がきれいに仕上がるほど達成感が増します。今回も満足。それにしても、大きい。そして、身も厚い。
・それぞれの切り身を半分に分けました(九枚おろし?)
※フライパンと我々の胃袋の大きさに合わせました
・塩コショウして暫く馴染ませます
調理の部
・切り身に薄力粉をまぶします
※塩したから水分が出るのかと思ったんだけど出なかったので拭かずにまぶしました
オリーブオイルとバターの出番です
・オリーブオイル大さじ1とバターを適量、火にかけて
・皮目を下にして中火で焼きます
・縁の部分の色が変わってきたら(分かるかな?)
・裏返します(マタギとしては、丁度いい焼け具合)
・弱火にして1分強蒸し焼き
※芯まで火を通したい
・火を止めて暫く置いたら皿に盛り分けて、醤油をちょっと回しかけて出来上がり
残ったオリーブバターは勿体ないのでブロッコリーを炒めました
本日のディナーです
『おさかなクン』と『チコちゃん』を見ながらいただきました。詳しい感想、パス。舌平目があれだけ美味しいなら、ナメタガレイだって絶対負けないはずと思って作ってみたけど、間違いありませんでした。
残り4切れあるんだけど、もう調理しておいたので、明日の朝か昼にいただきましょう。
これで、ナメタガレイは、ほぼ目途が立った。明日には、きっと回復してるだろうから、次々に捌いていきますよ!多分、何とかなるでしょう。
それでは、お休みなさい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます