Good luck and good-bye-岡崎友紀(Sound)
秋の雨は心までしみ込んで
私の心は曇りガラス
こんな夕暮れにはあの人を想い出してしまうの
もし20年前にタイムワープできるなら
違う言葉が交わせたかしら
走り去るバスを目で追いながら
物思いにふける、とし子であった
私の心は曇りガラス
こんな夕暮れにはあの人を想い出してしまうの
もし20年前にタイムワープできるなら
違う言葉が交わせたかしら
走り去るバスを目で追いながら
物思いにふける、とし子であった
今、黄昏の町、あなたはどこを歩いてるのかしら
どこへ急ぐの人ごみの中
あなたと別れてからの20年
私は今でもずっとあなたと生きているのよ
あなたが帰る場所はここよ
ずっと待っていたのよ
とし子は坂道を下るバスのテールランプが
にじむのを見送っていた
どこへ急ぐの人ごみの中
あなたと別れてからの20年
私は今でもずっとあなたと生きているのよ
あなたが帰る場所はここよ
ずっと待っていたのよ
とし子は坂道を下るバスのテールランプが
にじむのを見送っていた
「これからどうする」
「僕は会社に行ってみるよ、どこの会社に勤めているのかは
わからないけどね」
「じゃ俺は彼女に会いに行ってみる
俺は今まで20年間、全力で走ったことなんかなかったんだ
一度、全力で走ってみるよ
20年間を失ったことで、はっきり見えた気がするよ
おまえも遅刻しないように走って行けよ」
「お互い、全力少年ってところだね」
「僕は会社に行ってみるよ、どこの会社に勤めているのかは
わからないけどね」
「じゃ俺は彼女に会いに行ってみる
俺は今まで20年間、全力で走ったことなんかなかったんだ
一度、全力で走ってみるよ
20年間を失ったことで、はっきり見えた気がするよ
おまえも遅刻しないように走って行けよ」
「お互い、全力少年ってところだね」