今日のヘトヘト

タイ航空にマイレージで航空券を予約に行ってみることにした
事前にバンコクで買った地図とグーグルマップで位置を確認して完璧な準備体制をととのえる
行ってみると、グーグルマップ上のビルにはバングラディシュ航空しか入ってない
受付の人に聞いても英語を話さない人で、横に居た一般人のおっちゃんが英語で教えてくれた
「タイ航空はこのビルじゃなくて、右に曲がって陸橋渡ったところ」
確かに地図上には「タイ航空」と書いてあるのだが
ビルの建築現場になっていて元のビルは消滅している
タイ航空はどこに行ったんや、というかWEBの情報はいつの情報や
しかも、このあたりはタニヤ通りやパッポン通りといった繁華街のある地区で
こんなところで地図を広げて歩いているとボッタクリタクシーのえじきになること間違いなし
ここらシーロム地区の人の多さに比べると神戸元町は廃墟に近い
電話で予約したらいいのだろうが正確に予約できる自信もないし
日本のタイ航空の電話するのも電話代高すぎるし
WEBにはマイレージでの予約ページが見つからん

オッカムの包丁 ALIAS IN WONDERLAND 15

どすん、どすん、ばりばり、めりめり

母さんの包丁さばきはいつも豪快だ

「母さんどうしたの？また新しい包丁を通販で買ったの？」

「これは『オッカムの包丁』っていってね
無駄なものを全部切りさばいてくれるのよ
で、これで料理してたら卵だけになっちゃったのよ」

「世の中、食欲と性欲だけで十分なのよ
だから、卵だけあれば、それを食べちゃえば満腹になるし
暖めればそこからヒヨコも生まれるし
卵だけでいいのよ」

「世界の中心は板東英二なのよ～」

そのまま母さんは、包丁を振り回しながら、駅に向かって走っていった。
たぶん会社帰りの父さんを迎えに行ったのだと思う。
父さんは生きて帰ってくるのだろうか。

ごはんができたよ ALIAS IN WONDERLAND 14

「ごはんができたよ～」

遠くから、エンプティ・エンプティの母さんの呼ぶ声が聞こえてきた

「今日のおかずはオカラ入りの卵焼きだよ～」

「また卵料理か、毎日毎日、卵ばかりだ」

「でもがんばろうよ、卵をいっぱい食べて、
カラの卵の殻をいっぱい作って、世界中を無で埋め尽くす
これが神様から与えられた僕らの使命じゃないか」

「そうだね、色即是空だもんね
ニワトリが先か卵が先かどっちなんだろうね」

「色々難しいけれど、食って寝ればまた明日が来るよ」

割れてしまった二人でしたが、夕日を背にして仲良く手をつないで家路を帰る姿は
遠くからみるときれいな一個の卵の形に見えました。

今日の昼ごはん

米の麺の豚入りあんかけラーメン

30バーツ

水はまずいが食堂で出してくるのだから
飲んでも大丈夫なのだろう（たぶん）

豚はタイ語で「ムー」のはずだったと思うが「モー」と
言っていた気がする
ネズミが「ヌー」らしいのでネズミではないと思う