えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

ミシン

2016年06月29日 12時10分15秒 | 郷土資料
皆様こんにちは(*^^*)
今回はミシンのご紹介です。

ミシンの伝来には諸説ありますが、1854年(安政元年)にアメリカのペリー提督(黒船で有名)が再来日した際、時の将軍第十三代家定公の御台所で、後の天璋院敬子(篤姫)に贈ったものが始まりという説が有力です。
当時、ミシンはアメリカでもようやく商品化されたばかり。流行の最先端であり、また高価なものでした。

そして資料館に展示されているミシンがこちら(*⁻▽⁻)ノ

シンガーの15種型のミシンです。
15種型のミシンは、明治~大正期に輸入されており、丈夫な縫目であることから、家庭用ミシンとして重宝されました。
もちろんタッチパネルはございません。縫い方も色々ございません。

現在シンガーのミシン(例:エクシーマ)は、実用的な縫い方の他に刺繍もできます。
タッチパネル式で、ルーペや音声ガイドもついています。
日本で最初にミシンを使ったといわれる篤姫も、このミシンには「びっくり∑( Д )=⦿⦿」でしょうね(☆∀☆)

(幌岩京子)