えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

「猿留山道を歩く会」2017終了しました。

2017年10月29日 12時59分28秒 | 日記
10月28日、好天の下「猿留山道を歩く会2017」を開催しました。北海道150年(来年・平成30年)のプレイベントの協賛事業でした。



紅葉の中、山道に落ち葉がひらひらと降る中歩きました。



今回は、安政四年(1857)に蝦夷地を調査した越後長岡藩士森一馬の記録「罕有日記」に記述されている、猿留(現:えりも町目黒)から幌泉(現:えりも町本町)へ向かうコースをたどりました。


「この辺は狭い道で、馬の足元は深い急な谷底で、馬の乗り降りは大変難しい。また800m上がり右側に広い沢があり一つの湖が見える(縦横500m位)。水は淡々として、一点の汚れもない。」の記述のとおり、カムイトウ(馬蹄湖・豊似湖ともいう)を見ながら歩くことができました。

今回の目的地、沼見峠での記念撮影。遠くには日高山脈の稜線、眼下にはカムイトウ。


来年平成30年は、北海道150年。
平成30年(2018年)6月23日・24日と猿留山道・襟裳岬・百人浜を舞台に「全道フットパスの集い」を開催予定です。

みなさん、スケジュールにチェックしておいてくださいね~

(中岡利泰)