11月18日、えりも町百人浜の駐車場横、悲恋沼の近く、えりも町指定文化財「一石一字塔」の隣、百人浜緑化事業地の隣接地に「北緯42度線」の標識が設置され、除幕式が挙行されました。
北緯42度線は、えりも町のほか道南地方の町を横断しています。えりも町には、記念写真を撮影できる場所に標識がなかったので、この度の設置となりました。
現在、国道336号線黄金道路目黒トンネルの工事を請け負っている清水・北興特定建設工事共同企業体がえりも町に寄贈したもので、地元の坂田組土建、ホロトラ建設興業も設置に協力してくださいました。式は、設置までの経緯が説明された後、共同企業体の関係者、岩本えりも町長、神子島えりも町郷土資料館N42°の会会長が除幕しました。
記念碑には、えりも特産のミツイシコンブ、灯台、ゼニガタアザラシ、地形がデザインされ、社)全日本川柳協会常務理事・北海道川柳連名会長の岡崎大心先生の直筆「風のまちえりも」、トンネルを模したアーチに「北緯42°地点」が刻まれています。
日高山脈襟裳国定公園内の公有地ということもあり、大きな標識を設置するのは景観上もよくないので、このようなスタイルになりました。
えりも地域で活躍していただいている企業の方々に、このような地域の宝物の掘り起こし、観光資源の一つに育つような取り組みをしていただいたことは、企業の社会貢献として高く評価されるもので、えりも町では清水・北興特定建設工事共同企業体に感謝状を贈呈しました。
みなさんも、足を運んで、ぜひ、この記念碑をご覧ください。色の異なる花崗岩の組み合わせが素敵です。
なぜ11月18日に除幕式が挙行されたかというと、十一月十八日は「土木の日」だからです。「土木」をばらすと「十一・十八」となるそうです。
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