3月11日、東日本で大地震と大津波に見舞われました。
そのため、原子力発電所も大きな打撃を受け、現在も放射線を吐きだし続けています。
多くの方が被害に遭われました。行方不明の方も多くおられます。
日本国中、自粛ムードの中にあります。
そんな中、何かのついでをやり繰りしながら、桜巡りをしました。
今年の桜は遅く咲き始めたのに、散り急ぎの様子です。
上の桜は、4月5日に撮った上野公園の桜です。五分咲き程度でした。
上の桜のアップが、不忍池附近で撮った五分咲きの桜です。
浅草寺から隅田川へ廻りました。
上の写真は、向こう岸の桜とスカイタワーです。
スカイタワーが大きすぎて、岸辺の桜がよく撮れていませんでした。
(もっとも、撮影技術の問題でもありますが)
上の写真は、4月9日のさいたま市民の森の桜です。
この辺りの桜は、この日、見事なほどの真っ盛りでした。
4月11日、芝増上寺で撮った桜です。
かなり散り始めていました。
上の写真は、日比谷公園の桜です。
増上寺と同様、もはや散り急ぎの状況でした。
春先が寒かったので、咲き始まりは遅かったのですが、気温が上がったせいか、あっという間の生命だったように思いました。
今日は4月13日。東日本大震災から、すでに一ヶ月余りが過ぎました。
原子力発電所の事故は、まだ沈静化のメドは立たず、放射能を吐きだしたままの状況です。
「レベル5」から「レベル7」へ引き上げたのだとか。あまり明朗な印象を持てません。まだ裏側に何かが隠されていそうです。
余震も続いており、終息の気配はありません。
被害者のご苦労はもとより、周辺地域における農業・漁業が受けた被害も膨大なものとなっています。その上に風評被害がのしかかっております。
桜散る惑乱のさま止め処なし 鵯 一平
実のところ、俳句モドキを捻っている場合ではないかもしれませんね。
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