厚生労働省の研究班が、パチンコや競馬など成人の依存症について約4000人に面接調査を実施し、その結果を発表した。
その結果、「病的ギャンブラー」(依存症)は、成人人口の4.8%(男性8.7%、女性1.8%)
の536万人に上るそうだ。
外国との比較の上では、米国1.58%、香港1.8%、韓国0.8%なので、日本は断然高率と言える。
ギャンブル依存性は、ギャンブルへの衝動を抑えられなくなる精神疾患の一つ。家族など自分が大切にしていたものよりギャンブルを優先するようになる。
結果として、仕事や人芸関係が破綻することとなる。
私も若い頃、競輪、競馬、麻雀、パチンコにのめり込んだ時期もあったが、幸いにも生活や人間関係を損なうこともなく、いつの間にか離れていた。依存症に陥る性格ではなかったようだ。
いずれにしても、外国よりも依存症が高率な日本人としては、なにがしかの対策を講じる必要があるのかも知れない。