えのころや風の行方の定まらず ひよどり 一平
(えのころやかぜのゆくえのさだまらず)
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19号台風によって、関東、信越、東北地方などで大きな災禍を受けました。
災禍に見舞われ、亡くなった方や今も苦しんでおられる人々に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
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この頃、越し方や行く末について考えさせられます。
いつ、何が起きるか、予測のできない現実があります。
私が見えることと言えば、狗尾草(えのころぐさ)を吹く、2.3メートル先までの風の行方くらいです。
それでさえ、それから先の風の行く末は見えません。
もちろん、わが身の行く末についても、同じようなものかもしれません。