「いにしへの賢き御代には、あはれみをもちて、国を治め給ふ」
方丈記の一部です。
(昔の優れた天子様の時代は、国民に対して憐れみをもって政治をなさっていた)
そのような意味でしょうか。
「すなはち、殿に茅をふきても、軒をだにととのへず」
(御殿の屋根を茅で葺いても、その軒を整えようとはしなかった)
・・・・中略・・・・
「今の世の有様、昔になぞらへて知りぬべし」
(ところが今の世の姿はどうか。昔に比べてみると、よく分かるのである)
方丈記は、鎌倉時代に、鴨長明によって書かれた随筆です。
大火、飢饉、大地震などを体験した長明が、人の生と住居の空しさや頼りなさを記したものだそうです。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」
そんな書き出しの方丈記に、私は強く惹かれていますが、上のようなことも書かれてあったので、つい取り出してみました。
「いにしへの賢き御代」に比べ、「今の世の有様」というクダリ、思い当たることが多く、笑い出したくなりました。
今日はエイプリルフールです。
洒落た話をして、大いに笑いたいと思ったのですが、残念ながら駄目でした。
そこで下らない五七五で締めくくります。
万愚節どの道行くも行き止まり 鵯 一平
万愚節とは、エイプリルフールのことです。
別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。
ご覧いただけると嬉しいです。
→ こちら
与野党全部がイイカゲン。
国民は自衛するしかないのでしょうか?
やはり、このような政治家を選んできた国民にも責任があったのでしょうか。
つくずくそんな思いです。
迷路に嵌った感じです。
そんな事も書かれていたのですね。
歴史は繰り返す?
今の政局は混迷が続き、まさに国民は迷路に彷徨っているようです。
上に立つ者、とかく全体を見きれず、しかもわが身をのみ可愛がります。
丁寧語を使えば相手を尊重している事になると思っているおボッチャマに委ねた我々が迂闊でした。
巣箱には、色々な形があり、それもゲイジュツと思ったり。
万愚節(エイプリルフール)は、俳句の季語なんでしょうか?
野党の代表質問を見て思いました。
自民党がなし得なかったことは棚にあげ!
あの方、青筋たてて睨みつけて質問してました!
追い落としてやるぞ、の魂胆見え見え!
同じ穴のムジナではないでしょうか。
鳩山氏は、あまりに抱える難問が多くて、目が据わってきてますね。
多分、事が進まずに胸が張り裂ける気持ちでしょうか?
小沢氏、決していい働きしてないです、辞めたらいけませんかね?
~どうなる日本~
心配してもイライラするばかり
考えても考えてもおかしな方向に向かっている
選んだ国民はやはりいただけるものはいただきたい
と思う人が多いのでしょう
いいえ最近の支持率は落ち込んでいますよね
けれど変わる者がない腐りきった今です
それとも平和なぬるま湯でしょうか
言葉が怪しい人は政治家にはなって欲しくないですね。
政治は志であり、それを具体化した言葉だと思うのですが、今の政治家の言葉に信が置けません。
クルクル変わります。
私は鳩山由紀夫と小沢一郎、とても総理の資格はないと思います。
もっとも、自民党の谷垣総裁にも信が置けません。
困ったものです。
国民がダメなのだから、仕方がないのでしょうね。
われわれ大衆は、どっちにしても先の見通しは立てません。
「税金を納めるから、しっかりと日本丸を進めて下さい!」
これが国民の立場。
しかし、船長や航海士がフラフラしています。
選んだ方が悪いのだと言われれば仕方がありません。
国民の代弁をしてくれるはずの野党も腰が定まっていません。
不幸ですね。
よって、申し訳ありません、コメントの資格有りません、ウィキブックスなどで勉強してます。
素晴らしい句ですね。感動しました。
本当に句そのままだと思います。
4月、なにか期待してしまいますが、無理でしょうね。
日本はどうなるのでしょう?