カメラを持って散歩した。今日のテーマは季語の「水の秋」。
「水の秋」は秋の水。秋になって次第に澄んできた水のことなのだが、「秋の水」よりは感覚として「水」にウエイトがかかった感じ。
そのつもりで自然公園へ行った。
「水の秋」であれば、濁っていてはいけない。波が立っていてもいけない。
上の写真は、まだ緑を残している芦の根方を狙った。未草と映り込んだ芦の茎を撮った。
水が澄んでいるような雰囲気が出ていない。
反対側の岸から撮った。良く映り込んでいるが、秋でなくてもいい。
いっそのこと、魚影を入れようと思った。
ところが、とんだ騒ぎが始まった。
どんな理由があったのか知らないが、大きな緋鯉1匹と2匹の真鯉が接触し、バシャッと跳ねた。餌を投げたわけではない。
どう考えても、この姿は秋とは言えないのではなかろうか。
やむを得ないので、過去の画像に助けを借りることにした。
上は、湯の湖。季節は10月。
上は湯川の一枚。出水の後の雰囲気があり、「水の秋」とは言えないかもしれない。
上は湯川での一枚。
澄んだ水だが、秋を特定出来ないではないか。
難しいものだ。
墓守を譲りて今や水の秋 ひよどり
それは大変なことですね。
とにかく無理をしないこと。
いずれまた元気で歩けるのですから。
水の秋・・・ワタシには想いも寄らない季語でした。
ちょっと足を故障していて、家に閉じこもっています。